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アウディTT
過走行・変速ショック解消のためのDSGオイル圧送交換

 アウディTTご入庫

■アウディTT
■初度 平成23
■型式 ABA-8JCDLF
■走行 約120,000
km


他の修理でご入庫の際に、トルコン太郎でのDSGオイル圧送交換にご興味あり、とのお話。
今まで一度もDSGオイル交換をしたことがない。
しかも走行距離は12万km。
もう交換自体断られてしまう走行距離です。


現状のお車の状態を確認のため走行。
確かに走り出しのモタつきとジャダー、低速域のシフトチェンジの際にショックを感じます。
オーナーさんは少しずつ症状に体が慣れていき、車のコンピュータもオーナーさんの運転の癖をどんどん学習していくので、意外と症状に気づいてらっしゃらない方も多いですね。

ご安心ください。
トルコン太郎の圧送交換でしたら問題なく交換可能です。

 ATオイルクーラーにアタッチメントを接続

圧送交換の可否は、このATオイルクーラーの有無と、アタッチメントの有無によって決まります。
TTのATオイルクーラーはエンジンルーム奥のエアクリーナのその先にあるため、様々な部品の取り外しが必要です。
ワイズガレージでは輸入車にも対応のアタッチメントを各種取り揃えています。

 フラッシング剤も使用

こちらのTTのトランスミッションはDSG。
そのためDSGオイル使用が必要です。
アウディやフォルクスワーゲンで採用されいてるこのDSGオイルは、使用頻度が高いため社外DSGオイルを常時在庫しています。

注意!
同じアウディでもDSGだったりATFだったり、年式で異なるオイルを使用していることもあるため、このオイルの適合確認を間違いトランスミッションを損傷してしまうこともあります。
(もちろん今までそんな経験ありません!)
そのため、ご入庫前の事前見積もりの際には車台番号からすべての適合確認を怠りません。

圧送交換前にはATフラッシング剤を使用して20分ほどエンジンをかけて添加剤を隅々まで行きわたらせ、汚れが落ちやすくなるように前準備をしてあります。

アタッチメントに各ホースを接続、いよいよ圧送交換開始です。

 トルコン太郎

圧送交換専用のトルコン太郎で圧送交換を施工します。
さて、こちら画像に見えますは


左 【新油モニター】新油の状態が確認できるモニター
中 【クリーナーモニター】圧送交換中のDSGオイルの状態が確認できるモニター
右 【廃油モニター】ATから抜き取られた廃DSGオイルの状態が確認できるモニター 


真ん中のクリーナーモニターではミッション内のフルードの状態が見れます。
それでDSGオイルの圧送交換状況を確認できるのです。

 現在のオイルの状態

はい、こちらが圧送交換前のトランスミッション内のDSGオイル状態です。

黒い状態ですが、今までの経験則からひどく汚れているという印象ではありません。
ですがATオイルクーラーやホース内に蓄積された汚れがどのように落ちてくるのかがポイントですね。

 圧送交換開始

抜取量 1.6リットル 給油量0.0
こちら、前半の撮影が間に合わずもうすでに2回圧送区交換しています。
設定油量ではあと1回の圧送交換できれいになるはず。

さて、一番右側の廃油モニターに、トランスミッションから抜き取られているオイルが見えます。
もちろん黒いですね。
いっぽう、一番左側の新油がこれから圧送交換で注入されるのをスタンバイしています。

抜取量 6.0リットル 給油量3.7

抜取量 6.0リットル 給油量6.0

真ん中のクリーナーモニターの色味が、新油に近い透明感を得ました。
圧送交換はしっかり完了です。
そのあとはクリーニングモードに切り替わり、トルコン太郎内部に設置されたフィルターを通して汚れをまた取っていきます。

圧送交換はこれで終了ですが、まだまだやることは盛りだくさん

・添加剤SOD-1plusをシリンジで注入(オーバーフローだから)
・油量調整のために、既定の温度に下がるまで待機
・テスターでの監視のもと油量調整(オーバーフローだから)
・油量調整が終了したら、テスターでのリセット(キャリブレーション)
・完了後の確認走行

です。
特に既定の油温迄下げるのが一番時間がかかります。
言うてオイルなので保温効果ばバツグン。しかも大量。何しろ温度が下がりません。

なぜこんなに調整に気を使うのか?
この規定値での油量調整がうまくできていない場合、AT挙動の不調や今までなかった変速ショックが出てきたりが現れます。
これがいわゆる「ATFの交換後からATが不調になった」といわれる症状だったりします。(それだけが原因ではない場合ももちろんあります)

すべての調整が完了したら圧送交換の作業は完了です。
トルコン太郎での圧送交換は油量は多く使用するため高額整備ですが、交換の効果を感じることができるので、整備の中でもお車が変化した実感を得やすい整備だと思います。

トルコン太郎でDSGオイル圧送交換後、確認走行。
アクセルをオフした際に感じていたワンテンポ遅れる感覚がなくなり、スーっと気持ちよくクリープ。高級感を感じる走り出しです。
ジャダーもなくなり、変速ショックももちろん解消しました。


ご利用ありがとうございました!

 お問い合わせはお気軽に



自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■輸入車の圧送交換施工事例ブログへの各リンクページです
輸入車圧送交換リンクページ

■アウディトルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
アウディトルコン太郎入庫一覧ページ2






【お問い合わせの際には】
ヨーロッパ車など輸入車にも圧送交換対応。車種別のアタッチメントをご用意していますが、種類が多岐にわたるため実車を確認しての圧送交換の確認、問診のお時間をいただいています。
その際は下記情報をご連絡ください。車検証に記載があります。


【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】

・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離
・現在のお車の状態や症状など

ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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