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BMW 320i E90
トルコン太郎でワコーズATF圧送交換
11万㎞走行
不快な変速ショックが圧送交換で改善

 東京 江東区豊洲よりご来店


今回お問い合わせをいただきましたBMW 320i(E90)。

■型式 ABA-VA20
■初度 平成21年12月登録
■走行距離 約11万km

今回は圧送交換のみ施工、日帰りでのご利用です。

今回のご利用はE90。
約11万kmを走行、過去にATF交換をしたことはあるが、下抜き(ドレインアウト)の交換で施工を依頼、その時交換した油量などは把握していない。

最近ミッションにビビりのような変速のつながりの悪さをかすかに感じ気持ちよく運転ができないのでトルコン太郎を使用してATFを交換してみたい、とのご希望です。



 Wynn's Autmatic Transmission Flush

トルコン太郎での圧送交換施工の前に、トランスミッションのフラッシング剤を添加し始動させ溶剤をトランスミッション内に行き渡らせておきます。

アタッチメントの適合がとれている車両については、ご来店当日圧送交換完了が可能です。
オイルパンを脱着してのスラッジクリーニングでもご来店当日中完了可能です。

行きと帰りで乗り心地が変わったお車を体感できます。

※こちらのフラッシング剤、圧送交換の際にしか使用できません。添加剤の洗浄能力が強いため、通常の下抜き循環交換の際に使用すると残留した薬液がトランスミッション自体を傷める原因になってしまうためです。

 まずは廃油を抜いています

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ働きが違います。

一番左が 新油モニター
真ん中が クリーニング中のオイルモニター
一番右が 廃油モニター


トルコン太郎は2ホース方式のため、廃油と新油が混ざらない構造。
そのためトランスミッションから抜き取っている廃油は廃油モニターでどのくらいの汚れ具合かを確認できます。
廃油モニターには黒色様の廃油が抜き取られています。

 トルコン太郎をセット、ATFの抜き取り開始 廃油の状態

トルコン太郎の廃油モニターに見えるATFが、圧送交換開始後のATFが抜き取られ始めの廃ATFの状態です。
最初に廃油を抜けだけ抜いたら、新ATFが自動的に注入されていきます。

過去にATF交換の履歴があるとのことですが、トータル11万km走行しているだけあり、そのATFは真っ黒で少々とろみのある状態です。
のちほど画像でご覧いただけますが、新しいATFは透明感のある赤色。
ATFは濁り=スラッジや鉄粉の存在と考えて間違いありません。

 クリーニング中

廃油モニターが作業の終わりをつげたら、次は新油をトランスミッションに充填してクリーニングを開始します。

 まだ1回目のクリーニング中


こちらが、クリーニングを初めて間もないATF。
新油を充填したのになぜ黒っぽい赤色なのか説明しますと、古いフルードを抜き取ったといってもまだトランスミッション内の隅々残ったフルードと混ざった状態だからです。

その状態のフルードを、トルコン太郎に内蔵されているフィルターを通しスラッジや残留物などをろ過してトランスミッション内に圧送循環させます。

 クリーナモニターはまだ黒色よりの赤色


クリーニング当初は左の新油と比較してみてもまだ黒っぽいですね。

ATF20リットルを循環させ、この黒色のATFを親油の状態まで近づくようにクリーニングを
かけます。


 次第にキレイになっています

2回目の圧送交換とクリーニングを施工しています。
次第に新油に近い色になりクリーニングモニターには変化が見られなくなりました。
ここがもうクリーニングの限界です。
でも、クリーニングを始めた当初のオイル色と比べると、全く違うといってもいいほどの変化。

これにて圧送クリーニングは完了です。
圧送交換施工後は、エンジンをかけての圧送交換のためATFが熱くなっています。
そのまま湯量調整をしてしまうと、熱によって体積が膨張したATFは冷めた際に基準値に届かず、以降のATの挙動に不調を発生させます。
そのため、油量調整は適温までATFが冷めたころに施工しないと危険を伴います。
そして、もちろん湯量調整にも油温をテスターで管理しながら施工し、油量調整が完了後はそれまでATが自主学習してしまっていた変速ショックなどの学習をリセット(キャリブレーションとも言ったりします)してあげます。

これでスムーズな走行が戻ります。

ご利用ありがとうございました。



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