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スバル レヴォーグ
トルコン太郎圧送交換
走行距離 123,000km
ワコーズセーフティスペックCVTF使用

 CVTF定期交換にてご利用

スバルレヴォーグ、車検でのご利用です。
過去の整備記録簿が揃っている範囲内でチェックしたところ、過去に一度も交換の履歴も見当たりませんでしたので圧送交換にてCVTF交換をご提案。

■型式 DBA-VM4
■年式 平成27年
■現在123,000km
■CVTF過去未交換


通常は交換を断られるのが当然の走行距離ですが、トルコン太郎は圧送交換ですので施工可能です。

ミッションの調子が悪いなどの症状は無いけれどもこれからも長く乗りたい・しっかり整備希望がベースにありましたのでオイルパンを脱着してのストレーナ交換と内部の清掃も施工をお勧め。
その他の車検整備も費用をかけて施工しました。

今回はワコーズのCVTFにて対応できましたが、スバル車は専用リニアトロニックCVTFのみの車両もあるため、注意が必要です。

専用CVT リニアトロニック圧送交換施工可能 スバルレヴォーグ 不調なしの定期交換のはずが、交換後の変化に驚き、喜びのご連絡をいただきました 型式DBA-VGM


 ワコーズCVTフルード 1ペール20リットルを使用

圧送交換はドレインアウト交換や循環交換とは施工方法が異なり、通常の交換よりもフルードを大量に使用するため費用が少々大きくなります。 ※そのあたりの説明は圧送交換とはページをご覧ください。

ですが、今まで定期的に交換していたとしてその費用を累積したら、結果的に圧送交換してるのとほぼ変わらない費用になる計算です。(当社比)
しかも、圧送交換の方がフラッシングなどの洗浄効果を高める添加剤を使用できるので交換率としては段違いです。


今回使用するフルードはワコーズのCVTFです。
今回はワコーズが使用できましたが、スバル車専用CVTFの車両には使用不可ののため適合確認を怠るとATを不調にしてしまいます。


取り外したATオイルストレーナ

清掃したオイルパン こちらは再利用します(ガスケットは液状使用)

内部のマグネット 清掃済み

ストレーナを新品に交換

 ATオイルパンを取り外し、鉄粉を除去&清掃

オイルパンを取り外す前に、フルードを抜いています。抜くところは撮影できず、残念。
しかも作業は進んでいて、オイルパンの内部もすっかり清掃されてしまっていました。
施工の担当に確認したところ、オイルパンの内部の状態はマグネットに吸着されたスラッジの量は比較的多めだったので、清掃するには良いタイミングとの意見でした。
撮影したかった!

 オイルパンを取り付け、CVTFを充填

オイルパンを取り付け、新油のCVTフルードをトランスミッションに充填します。

 オイルラインを繋ぎ、圧送交換開始です

トルコン太郎と、車両をつなぎます。

 トルコン太郎圧送交換スタート

左:新油モニター ・明るい赤色
中:クリーニングモニター ・ほぼ黒色
右:廃油モニター ・ほぼ黒色


 ※通常CVTフルードは透明や黄色が多いのですが、ワコーズのCVTフルードは赤です。少々ドキドキしてしまいますけど(赤色フルード=ATFと刷り込みされている車屋あるある)、しっかりと適合確認を取ってある商品です。間違えていることはありません。
ATFとCVTFは似て非なるものですので、万が一間違えた場合は不調を引き起こし最悪にはトランスミッションが壊れます。
そのようなことがないよう、使用部品などの適合確認はしっかりとした全幅の信頼を置いている部品商さんにお任せしています。

一番右側のモニターに見える液体は、オイルパンを取り外した際に5~6割のフルードが抜けてそこに新油を充填しているにもかかわらず、真っ黒状態のCVTフルードです。
ほぼ新油のはずなのですが、細かいパイプやトランスミッションのシステム内に残留する廃オイルが混ざってこの色です。

車屋あるあるでよく聞く話をここでひとつ。
「エンジンオイルを交換したばかりなのに、車検で点検した際にオイルの交換勧められちゃったよ~。あの車屋、ちゃんと本当に点検したのかな」
「先日オイル交換したばかりだけど自分でゲージチェックしたら、もうこんなにオイルが黒い。本当にエンジンオイルを交換したのか疑わしい」
など。

してますよ!
してますけど、エンジン内部に残留する廃オイルが混ざってしまうからそう見えてしまうのです。
例えると、喫茶店でココアを飲んだ時にココアパウダーがカップの底やカップの壁にどうしても残りますよね。
そこにお湯を入れると、残留したココアパウダーが溶けて混ざってきれいなお湯ではなくなります。でも、味はほぼお湯。それと似たようなことです。
※わかりづらい!

①抜取量2.9リットル、給油量0.6リットル

②抜取量6.5リットル、給油量3.8リットル

 後ろのカウンターを見ていると分かりやすい変化

廃油の抜き取りは続きます。
抜き取るといっても、トルコン太郎での圧送交換中はエンジンオンでトランスミッションを稼働させながら施工していますのでトランスミッションを空にするわけにはいきません。※空のままだとトランスミッションが壊れます。
そのため、廃油を抜いた分、新油を少しずつ給油しています。
2ホースですので抜いた廃油はトランスミッションの中には戻らない構造になっていますのでご安心ください。

①と②の画像を比べても、廃油モニターのフルードの色が次第に変わってるのがわかります。

 クリーニング中

交換も終盤に差し掛かりつつあります。
そうしている間にもクリーニングは自動的に施工されています。
終盤に差し掛かると、先程まで変化が見られなかった真ん中のクリーニングモニターにも変化が。

目立たなくても、しっかりとクリーニングをかけてくれています。

いったん圧送交換の第一段階で設定した油量で交換は完了しますが、そのあとはひたすら圧送しながら内部のフィルターでクリーニングします。
全自動なので、あふれちゃったりなどの心配はご無用です。

 圧送交換もほぼ終盤

左が新油、右がクリーナモニター(現状のトランスミッション内のCVTフルードの状態)。

いつも悔しい!と思うことが、裸眼で見るとその色味にはほぼ違いがないのに、こうして画像でフルードの状態を比べるとクリーナモニターの方がほの暗く見えるのはなぜでしょうか。。。
クリーナーモニターの右隣の廃油モニターの影が映りこんでしまうからでしょうかね。

ただ、クリーニング前フルードの色と比較してみると圧送交換の交換率は言うまでもありませんね。
今回は定期交換のためトランスミッション不調の改善というわけではありませんが、明らかに走り出しのスムーズさ、シフトチェンジのタイミングが早まりほぼ分からない状態へ。
トルコン太郎の威力を感じる瞬間です。

ご利用ありがとうございました!




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見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

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