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日産キャラバン DSGE25
平成19年式 約12万km走行
過去ATF交換メンテナンス不明でも圧送交換だと施工可能

 東京 世田谷区よりご来店


■ニッサンキャラバン
■走行距離 約12万km
■型式 DSGE25改
■年式 平成19年式
■事業拡大のため中古車を導入、これから長く安心して使用できるようにメンテナンスをご希望

お電話にてお問い合わせいただきました。
福祉車両のご利用です。
業務内容がエリア内送迎メインでご使用のため、おそらくこれから業務上では長距離運行はほぼなくトランスミッションが温まりきる前のエンジンのオンオフが多い状態になる予定とのお話。状態の良い中古車が入手できたので、メンテナンスをしっかりして長く乗っていきたいご希望です。
そのためATオイルパンを脱着内部の鉄粉を除去するスペシャルコースにてご利用予定です。
過去の記録簿を見てもATF交換歴が見当たらないので、おそらく未交換だと思われます。

12万km走行、過去未交換のATFでもトルコン太郎での圧送交換でしたら問題なく交換可能です。
お任せください!


 トルコン太郎圧送交換&クリーニング開始

オイルメンテナンスは定期的にこまめに施工するとお車の持ちも違ってきます。
特に駆動系のトランスミッションのメンテナンスは、乗り心地を司る部分であることはもちろん燃費にも影響を及ぼします。
今回使用のATFは、過走行車両の圧送のため追加ATFの懸念も踏まえ常時在庫しているアイシンAFW+で施工します。

廃油の状態は、粘りが出る直前の黒みです。
恐らく以前のオーナーは長距離運行が多かったのかなと判断できます。
この状態でしたら汚れも落ちやすいはず。

 オイルクーラーラインに接続

画像はいきなりATオイルパンを取り外した内部、ATシステムの根幹をなすバルブボディ。
12万km走行の間にATオイルパンに沈殿したスラッジや鉄粉までは圧送交換出も取り切れないため、ATオイルパンを取り外して内部の鉄粉を物理的に除去します。

先行してフラッシング剤をATへ注入し、しばらくエンジンオンでAT内各部に溶剤をいきわたらせておいてあり、これによってAT内部バルブボディ内の鉄粉やスラッジ等を落ちやすくし、トルコン太郎圧送交換効果を高めます。



 トルコン太郎圧送交換

こちら、真ん中のプレート状のものがATオイルストレーナです。

日産車はこのATオイルストレーナがバルブボディと一体型で設定されているため、単品で部品供給設定が有りません。
ですがこの部分でバルブボディへの鉄粉の侵入を食い止めている(はず)なので、本当はここを交換したいところなのですが。
部品供給がないので、既存品を清掃し再利用します。

 クリーニング中

左の画像 ATオイルストレーナ表面にもスラッジや鉄粉が沈着
右の画像 ATオイルストレーナの裏側(バルブボディに密着してる側)。よくよく見ると大き目の鉄粉がからめとられているのが分かります。
フィルターと言っても一般的なフィルター然ではなく全て金属で構成されているため再利用が出来るのです。
再利用に向けて洗浄剤で除去し、クリーニングします。

一番スラッジが沈殿するATオイルパン内部がこちら。
丸状のものが鉄粉を吸着するために設置されているマグネットです。
モコモコしているのが見て取れますが、こちら全て鉄粉です。

ぬぐった汚れの部分がピンボケで見づらいのですが、12万kmも走行しているからこんな状態でしょ?
と思うかもしれませんが、ATFを一度も交換していない車両でしたらおおよそ4~5万km走行していればこのくらいの鉄粉は発生しています。(今までの経験則から)

はい、こちらがクリーニングを終えたATオイルパンです。
基本的に国産車はオイルパンなどは再利用できるようガスケットなどが単品で供給されています。
ちっちゃいことですがエコですね。(最近はEcoって言わなくなりましたね、SDGs?)
オイルパンガスケットとドレンガスケットを新品へ交換。
これを交換しないとほぼ100%オイル漏れしてしまうため消耗パーツこそしっかり交換が推奨です。
言い換えると、ガスケットやOリング類は再利用しません。

ガスケットを新品へ交換し、オイルパンを取り付け、しっかりと各ボルトも規定トルクで増し締めし取り付け完了後、抜けた分ATFの新油をトランスミッション内に充填させます。
この作業が完了したら、ようやくトルコン太郎の出番です。

 トルコン太郎圧送交換のお問い合わせはお気軽に

トルコン太郎の特徴は圧送中のATFの状態が目視で確認できるところです。
目視でその場で確認できるので、圧送する新油の量などの追加の判断などが可能なのです。

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割があります。
左 新油モニター
中 クリーニング中のオイルモニター
右 廃油モニター


真ん中のクリーニングモニターに見えるATFが、トランスミッション内に充填されているフルードです。
トルコン太郎は廃油を抜きつつ、新油を圧送して注入しながらトランスミッション内のフルードを段階的に入れ替えます。
エンジンオン状態でATFを圧送し交換しながら、トランスミッション内のクーラーホース内やバルブボディ等の隅々に残留する廃フルードを排出します。


肝心の圧送交換の撮影が間に合わず、1回目と2回目の圧送
もう画像の状態は圧送交換が完了してクリーニングが始まっています。

トルコン太郎では、廃油を抜くホースと新油を圧送するホースは分離されていて混ざり合うことはありません。
圧送交換する油量を設定して、クーラーラインモードで圧送交換・全自動交換スタート。
設定した油量まで自動的に圧送交換をしてくれます。
圧送交換をしながらもトルコン太郎に内蔵されているフィルターを通しスラッジや残留物などをろ過してトランスミッション内に圧送しています。

ご覧のように、ATFは当初の廃ATFと比較するとその大きな違いが分かります
交換後は油量を調整し走行テストをして漏れや異音がないかのチェック、乗り心地の変化などを確認します。

オーナーさまのご感想は圧送交換した後は別の車に乗っているような感覚に変化、走り出しの細かいジャダーや走り出しの重い印象がすっかりなくなりました。とのことです。


ご利用ありがとうございました!






トルコン太郎圧送交換のご相談は随時受け付け

当店は外注ではなく、自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

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