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トルコン太郎でATF圧送交換
トヨタ ソアラ JZZ31
走行距離 102,000km

 小金井市よりご来店

今年もトルコン太郎を使用してのATF圧送交換が好評です。
今までもひっそりとご提供していたため、今年2021年からはどんどんご紹介していきます。

今回ご入庫はお問い合わせフォームにてお見積り依頼をいただいたJZZ31ソアラ。
走行距離は102,000kmです。
不具合を感じてはいないけれど、過去の交換履歴がわからないので一度リフレッシュしたいご希望です。

初度登録から20年以上経過する愛してやまないソアラ、これからのまだ大切に乗っていきたいとのご依頼です。
オイルパンを脱着しての圧送交換をメールにて概算お見積もりをご連絡、ご質問のやり取りを数回ののちご入庫へ。



ATオイルパンを取り外し。ストレーナも取り外れています

オイルパン内部はヘドロのようなスラッジが

 スペシャルコースのオイルパン脱着


トルコン太郎での圧送交換は定期交換はもちろん、ショック症状の改善などの効果もあったりします。
消耗品であるオイル交換の役割のほとんどがそうであるように、症状が出る前の予防整備的な側面が大きい整備です。

オイルパンを脱着してのスラッジクリーニングをご希望の場合は1泊2日~のお預かり(部品の納入タイミングにもより変動)をご予定いただいています。

トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(Wynn’sのトルコンチェンジャー使用時のみ対応の添加剤)を添加してしばらくの時間エンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせています。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。

廃ATFを抜き、次にATオイルパンを取り外します。
ATオイルパンを取り外したオイルパン内部には重力によって沈殿したスラッジや様々な老廃物的な何か、マグネットには鉄粉がびっしりとこびりついた状態です。
20年の歳月を感じました。



ATストレーナ新旧比較

圧送のためのホースをATクーラーへ取り付け

 オイルパン内部を清掃

オイルパン内部を清掃、ストレーナを交換したらオイルパンを元に戻してしっかりと取り付け。


 トルコン太郎に接続

次は新油をトランスミッションに充填して、トルコン太郎によるATF圧送交換&クリーニングを開始します。

 ATFが綺麗になるまでクリーニング

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割が違います。

一番番左が 新油モニター
真ん中が クリーニング中のオイルモニター
一番右が 廃油モニター

最終的には真ん中のモニターに見えるのが、トランスミッション内に充填されているフルードです。

一番右側の廃油モニター見える、ほぼ黒いフルードはトランスミッションから抜き取られたて間もないATF。先程オイルパンを取り外して新油を充填したのになぜ黒いのか説明しますと、古いフルードを抜き取ったといってもまだトランスミッション内のクーラーホース内やトルクコンバーターなどの隅々残ったフルードと混ざった状態だからです。

 引き続きクリーニング中

廃油を抜き取り、新油を圧送して注入を少しずつ繰り返しています。
この圧送作業は、熟練の整備士がつきっきりでやっている、、、わけではなく、トルコン太郎が一括して全自動で作業しています。

抜取量 2.7リットル
給油量 1.6リットル
まだ真ん中のクリーニングモニターには変化は見られません。

今回はリフレッシュのため、ATFの量は1ペール20リットル缶でご用意しました。
20リットル!?そんなに使うのもったいない!
という声も聞こえてきそうですが、過去一度もATFを交換していなかった分を今回一気に交換し洗浄してクリーニングする予定ですので、例えば今までの履歴の中でATFを定期交換していたとしたら累計で20リットル以上はとうに消費しているはずです。

 交換も終盤

交換しながらもクリーニングは始まっっています。

今後の画像は、真ん中のクリーナーモニター内のATFに変化がみられます。

 廃油との比較も

左の新油
瓶に入った廃油(オイルパン取り外しの際に抜いたATF)
右のクリーナーモニターが、現在絶賛クリーニング中のATFです。
一枚上の画像よりも、若干の赤味が増して新油の透明感に近い雰囲気が見えてきました。

 クリーニング完了

圧送交換、クリーニングこれにて完了です。

交換後試乗をしてみましたところ今回の圧送交換は不具合無しの定期交換ではあったためフィーリングに大きな変化は見られませんでしたが、これからの燃費に注目したいところです。
ご利用ありがとうございました!



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【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】

・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離

・現在のお車の状態や症状など

ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
トルコン太郎圧送交換とは?

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