トヨタ アルテッツァ 過走行車両でもトルコン太郎だったらATF圧送交換可能 東京三鷹 ワイズガレージ

リフトアップします
ODDの表示は 275,835㎞
アルテッツァ、トルコン太郎での圧送交換にてご入庫です。
お問い合わせフォームからのご見積もりをご連絡、そのまますぐにご入庫です。
過去のATF交換の履歴を伺うと、10万kmまでは定期的に交換していたとのお話。
いろいろと忙しくなって定期交換せずにいたらあっという間にプラス17万km。
総走行距離270,000km
10万kmまでは定期交換をしていたといっても、それから17万㎞プラスですので当然ですが通常の整備工場や量販店ではATF交換は施工を断られる走行距離です。
ですが、トルコン太郎では圧送交換でクリーニングをしますので問題ありません。
ご安心の上ご利用いただけます。
お話をもっと伺うと、変速ショックこそはないものの走り出しのモタツキ感やトルクダウンが最近顕著になってきたので、これからもまだ大切に乗っていきたいとのご希望にて、オイルパンを脱着してのストレーナ交換と内部の清掃のスペシャルコースにて承りました。
日本車事例一覧 トルコン太郎 圧送交換メンテナンス
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ATFはアイシンのAFW+
ATオイルストレーナも交換予定
液状ガスケットを使用
ATプラス トリートメント剤
トルコン太郎での圧送交換は、通常の交換と違いオイルを循環させてオイルの汚れをフィルターでろ過しながら作業するため、通常の交換よりもフルードを大量に使用するため費用が少々大きくなります。
今回使用するフルードはアイシンのAFW+。
オイルパンを取り外して内部もクリーニングするため、純正のATストレーナもご用意。
今回は液状ガスケットを使用している車のため、ウィンズのガスケットメーカーを使用予定です。
液状のガスケットは乾くのに時間がかかるため、必ず1泊2日での施工時間をいただいています。
当然ですがしっかり乾く前に圧送交換をすると100%オイル漏れします。
①オイルパンを取り外します
②ファースト廃油(そんな単語ありません)
③オイルパン取り外し
④オイルパンの内部
オイルパンを取り外す前に、下回りをチェックするとオイルパンからフルードが滲み漏れていました。
ガスケットの劣化によるフルード漏れです。それほど大きな漏れではありませんが、ATFリフレッシュと同時にガスケットのリフレッシュもできるため、一石二鳥です。
①の画像、フルードを抜いています。もうこれは抜け終わりの状態。
おおよそ3~4リットル弱が抜けます。
②トランスミッション内から抜いた17万kmほど走行したATF。今まで頑張ってくれてました。
③オイルパンを取り外した内部。ストレーナから残留ATFがずっと滴り落ちてきます。
④初度登録から20年経過したお車の割には、剥がす際にそれほど固着していなかったので、一度は取り外して交換したのかな?という印象のガスケット。
⑤マグネットは鉄粉まみれ
⑥液状ガスケットを取り外す工具
⑦バリを取る工具
⑧オイルストレーナ新旧&清掃済みオイルパン
⑤オイルパン内部のマグネットには鉄粉が付着しています。こんなに真っ黒。これがオイルパン内部に3個設置されています。
⑥車体側のオイルパン受け部分のはがれ残ったガスケットを専用のスクレパーで取り除き、オイルストーンでしっかりと磨き上げます。
この作業を怠ると、100%漏れます。(2回目)
⑦オイルパン側のはがれ残ったガスケットももちろん同じく取り除きます。プラグホール内にもガスケットが残りますので、こちらはリコイル作業の際などにバリを取る道具を活用。これも取り除いておかないと、汚い仕上がりになります。
⑧オイルパンは再利用のためクリーンアップ。ATストレーナは新旧そろい踏み。
清掃完了。
しっかりと整備をすれば、年月が経過したものでも十分まだまだ現役です。
液状ガスケットを塗布、オイルパンを取り付けてガスケットが定着するまでしばらく時間を置きます。
新油を圧送するパイプと、廃油を抜き取るパイプをそれぞれの個所に接続します。
⑨抜取量1.2リットル、給油量0.0リットル
⑩抜取量3.0リットル、給油量3.8リットル
⑪抜取量5.4リットル、給油量6.0リットル
左:新油モニター ・明るい赤色
中:クリーニングモニター ・ほぼ黒色
右:廃油モニター ・ほぼ黒色
廃油の抜き取り・新油の注入は自動的に調整しながら始まっています。
抜き取るといっても、トランスミッションを動かすためにエンジンをかけていますのでトランスミッションを空にするわけにはいきません。
そのため、廃油を抜いた分、新油を少しずつ給油しています。
2ホースですので抜いた廃油はトランスミッションの中には戻らない構造になっていますのでご安心ください。
今回は走行距離も27万kmとスーパー過走行のためホース関連に詰まりなどがある場合を想定したのと、一晩乾燥はさせているのですが液状ガスケットということもあり、念のために一度に大量のフルードを圧送せず2回に分けて圧送クリーニング交換をすることにしました。
2回目圧送交換 ⑫抜取量1.0リットル、給油量0.0リットル
⑬抜取量2.2リットル、給油量0.1リットル
⑭抜取量3.8リットル、給油量1.9リットル
⑮抜取量5.0リットル、給油量3.2リットル
2回目の圧送交換となると、先程まで変化が見られなかった真ん中のクリーニングモニターにも変化が。
交換が完了しても、しばらくはクリーニングモードで圧送しながらクリーニングをしています。
目立たなくても、しっかりとクリーニングをかけてくれています。
⑯クリーニングかけてます
⑰引き続きクリーニングをかけてます
クリーニングをかけ続けていると、クリーナーモニターにも同じように見えますが若干の色味の変化がみえてきます。
瓶に詰めてある、一番最初にトランスミッションから取り出した廃油と色や状態を比べてみると、ほぼ新油の状態まで近づいてきたのがわかります。
左 : 廃油
右 : クリーナーモニター内、トランスミッション内に充填されているATFの状態
色、透明度に大きな変化です。
クリーニング前フルードの色と比較してみると圧送交換の交換率は言うまでもありませんね。
今回は定期交換のためトランスミッション不調の改善というわけではありませんが、明らかに走り出しのモタつき感が解消されスムーズさに変化を感じます。
あとは一定期間走行して、燃費の変化が見えると理想的ですね。
ご利用ありがとうございました!
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トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ
【圧送交換とは?】
ご興味があってこのページをご覧いただいたかと思いますが、お問い合わせをいただく中で間違った認識をされてる方も少なくないため、ここで簡単に圧送交換のご説明を。
トルコン太郎では2種類の交換方法が作業可能です。
そのため、圧送交換と循環式交換がごっちゃになってる場合があります。
その施工内容は大きく異なりますので、お間違いないようご注意ください。
ワイズガレージではクーラーラインモードの圧送交換のみの取り扱いです。
■クーラーラインモード
こちらが ”圧送交換”
圧送全自動
■オイルラインに接続、交換と同時にオイルクーラーも洗浄
■アイドリング状態(エンジン稼働状態)でのオイル循環を利用して、交換を行う理想的な方法
■交換後は自動帝にミッション洗浄に切り替え、内部の汚れを回収
■オイルパン内部のスラッジを巻き上げず、ミッションに悪影響を与えない
■交換率が高い
■ATFに限らず、CVTF、DCT、DSG、PDKも圧送交換可能
■CVTフルード車にも抜き取り量を制限することで、全自動交換可能
■ミッションに負担がかからないようオイル注入量を最適に制御
ミッション洗浄機能
■オイル交換後は自動的にオイルラインをクリーニング
■ミッション内の汚れをオイルで洗浄しフィルターでろ過
■オイルクーラー内部の狭い通路もクリーニングでき、目詰まりを防止
■クリーニング中はモニターでオイルの色を目視確認で適格な判断可能
■レベルゲージモード
こちらが ”循環式” ”レベルゲージ交換” ともいわれます
■アイドリング状態でレベルゲージから抜き取りと新油注入を自動で施工
■時間がかからない
■使用油量が圧送交換と比較すると少ない
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ワイズガレージではお車の状態に合わせて、選びやすくコースを設定しています。
もちろん、現在の状態がご自身では判別できない場合は症状によってご提案いたしますのでご安心ください。
【ベーシックコース】・・定期交換がなされているお車やお試しでトルコン太郎を使用してみたい方へお勧め
スラッジを巻き上げることなくトルコンチェンジャー内に内蔵されるフィルターで汚れを除去しながら循環させ、ミッション内部をクリーニングしながら交換ができます。
定期交換、お試しに交換してみたいな、という方にお勧めです。
【スペシャルコース】・・過去の交換履歴が不明なお車、10万km超の過走行車にお勧め
オイルパンを脱着し、オイルパン内部の鉄粉やスラッジをクリーニングしストレーナ等も交換したのちにトルコン太郎にてトルコンチェンジャー内に内蔵されるフィルターで汚れを除去しながら循環させミッション内部をクリーニングしながら交換します。
変速ショックなどを感じている、今まで一度も交換したことがない、走行距離が10万kmをこえているなど。
【お問い合わせの際には】
ヨーロッパ車など輸入車にも圧送交換対応。車種別のアタッチメントをご用意していますが、種類が多岐にわたるため実車を確認しての圧送交換の確認、問診のお時間をいただいています。
その際は下記情報をご連絡ください。車検証に記載があります。
【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】
・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離
・現在のお車の状態や症状など
ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。
経験豊富なスタッフやメカニックが様々なご相談にお応えします。
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【新型コロナに関するお知らせ】
2020年4月頭から新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出され、5月末に解除されましたがまた2021年1月7日より二度目の緊急事態宣言発出されました。
今までも室内の換気、除菌等気を付けてまいりましたがこれからもより一層の配慮をいたします。
【当店より】
■店内は常時換気を行っています
■お車へはシートカバー、ハンドルカバーなどにて直接触れないようにしています
■従業員はマスクを着用して業務にあたります
■各座席にはパーテーションを設置
【お客様へ】
■ご予約日当日、体調が優れない・熱があるなどの諸症状がある場合はご来店をお控えください。ご予約の振り替えは常時受付していますのでご一報ください。
~営業日時変更のお知らせ~
2022年8月より 毎週日曜・月曜定休へ変更します。
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営業時間9:00~19:00
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