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トルコン太郎でATF圧送交換
ランドローバー ディスカバリー4
走行距離99,000㎞ ワコーズプレミアムスペック使用

 東京 世田谷区よりご来店

2021年第一段のトルコン太郎施工です。
年末にお問い合わせ、お見積りと段取りのやり取りをほぼメールで完了、ご来店当日を迎えました。

今回ご入庫はお問い合わせフォームにてお見積り依頼をいただいたレンジローバーディスカバリー4。
走行距離は99,000kmです。

リフレッシュのためオイルパンを脱着しての圧送交換です。
使用のフルードはワコーズのプレミアムスペック1ペール。




オイルストレーナとオイルパンが一体型

フラッシング剤とトリートメント剤

 スペシャルコースのオイルパン脱着

トルコン太郎での圧送交換は定期交換はもちろん、ショック症状の改善などの効果もあったりします。
消耗品であるオイル交換の役割のほとんどがそうであるように、症状が出る前の予防整備が本来のあるべき形です。
ですが、特に輸入車は【ATFは未交換です】が通例です。
この辺の説明はこちらで→点検・整備のトップページはこちらからどうぞ

オイルパンを脱着してのスラッジクリーニングをご希望の場合は1泊2日~のお預かり(部品の納入タイミングにもより変動)をご予定いただいています。
こちらのディスカバリー4はATストレーナとオイルパンが一体型、再利用が出来ず交換しか方法がありません。

トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(Wynn’sのトルコンチェンジャー使用時のみ対応の添加剤)を添加してしばらくの時間エンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせています。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。

フラッシングが終わったATFを抜きます

取り出した廃ATFをビン詰め

 オイルパン内部を清掃

廃ATFを抜き、次に内部のクリーニングのためATオイルパンを取り外します。
廃ATFは後程比較のためにビン詰めにして撮っておきます。

取り外したATオイルパン

新旧比較

溜まりに溜まったスラッジ

アタッチメントを取り付けます

 ATオイルパンを新品へ

取り外したオイルパン内部には重力によって沈殿したスラッジや様々な老廃物、マグネットには鉄粉がびっしりとこびりついた状態です。
オイルパンは新品へ交換、取り付けトランスミッションにワコーズプレミアムスペックの新油を充填します。

抜取量0.6リットル 給油量0.2リットル

抜取量1.6リットル 給油量2.3リットル

 トルコン太郎 圧送交換スタート

プレミアムスペックをセットして、トルコン太郎スタートです。
ワコーズプレミアムスペックは透明感のある黄色です。

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割があります。

左 新油モニター
中 クリーニング中のオイルモニター
右 廃油モニター


最終的には真ん中のモニターに見えるのが、トランスミッション内に充填されているフルードです。
トルコン太郎は廃油を抜きつつ、新油を圧送して注入しながらトランスミッション内のフルードを段階的に入れ替えます。
交換しながらクリーニングをしながら、トランスミッション内のクーラーホース内やトルクコンバーター等の隅々に残留する廃フルードを圧送して排出します。

 引き続きクリーニング中

廃油を抜き取り、新油を圧送して注入を少しずつ繰り返しています。
この圧送作業は、熟練の整備士がつきっきりでやっている、、、わけではなく、トルコン太郎が一括して全自動で作業しています。(もちろん、チェックをしながら状況はしっかりと把握しています)

抜取量 5.3リットル
給油量 6.1リットル
まだ真ん中のクリーニングモニターにはフルードがはっきりと見えてきません。
車によって圧力が違うため、ずっとクリーニングモニターに姿を見せないこともあります。
今回のディスカバリー4はそのタイプのようです。

今回はリフレッシュのため、ATFの量は1ペール20リットル缶でご用意しました。
20リットル!?そんなに使うのもったいない!
という声も聞こえてきそうですが、過去一度もATFを交換していなかった分を今回一気に交換し洗浄してクリーニングする予定ですので、例えば今までの履歴の中でATFを定期交換していたとしたら累計で20リットル以上はとうに消費しているはずです。

 抜取量6.4リットル 給油量7.1リットル

まだまだクリーナーモニターには姿が見えませんね。
給油量が抜取量を抜きました。

 抜取量12.4リットル 給油量12.9リットル

ビン詰め廃油の登場です。
そろそろクリーニングモードに入りそうなのでスタンバイ。

 やっとクリーナーモニターに

右のクリーナーモニターには現在絶賛クリーニング中のATF。
クリーニングモードに入り、10分ほどクリーニングが自動的にかかります。
新油とはまだ差がありますが、ビン詰め廃油と比べるとその色には大きな違いが見えます。
じっくりクリーニング。

 クリーニング完了

圧送交換、クリーニングこれにて完了です。

クリーニングモニターの色味、目視では透明度が出たのですが、やっぱり画像にするとあまり変わらなく見えるのが残念です。
今回20リットルの予定のため、あと油量調整のために残しておいた2リットルほどを使用して全て作業は完了です。

ご利用ありがとうございました!


・・・・・



自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

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