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トルコン太郎ATF圧送交換
マツダ デミオ LDA-DJ5FS
走行距離約33,000㎞
圧送後は発進時のスムーズさ回復

 東京 東久留米市よりご来店

■初度登録平成28年
■型式 LDA-DJ5FS

■走行距離約33,000km
ショックやジャダーを感じているわけではなく、定期交換リフレッシュにて圧送交換のご依頼をいただきました。

なのですが

交換後に試乗したオーナーのご感想を最初にお伝えしますと
「今まで何も不調はないと思っていたけど、交換後の1速⇒2速へのシフトアップ時の一息つく感じがなくなった」
と、変化を感じていただけたようです。


①ATフラッシュはシリンジで注入

②オイルパン取り外し。ガスケットは液状

③オイルストレーナはこちら

④マグネットはモコモコ状態

 ご入庫前に概算お見積もり打合せ済み

定期交換でのATF圧送交換の場合、車両情報や走行距離・作業内容のご希望などを前もって伺えば概算での費用をご連絡して打合せしています。
圧送交換は油量を多く使用し高額整備になりがちなため、ご予算などもあれば先にお伺いしています。


【画像の説明】
洗浄添加剤のATフラッシュを、オーバーフロープラグからシリンジを使用して注入しています。
こちらのデミオはATレベルゲージ未設定車両のため上部からの注入が出来ず、こうして下から直接ATに注入しなければなりません。
オーバーフローということは油温を調整しながら最終的なレベル調整が必要になるため、テスターが必要です。
ATオイルパンを取り外し内部清掃をしていきます。沈殿したヘドロのようなドロッとした状態のオイルがこびりついている状態です。
せっかくオイルパンを取り外しますので、内部に位置するATストレーナも同時に交換します。
オイルパン内に設置されている鉄粉などを集塵する役割のマグネットの状態は、その性能をいかんなく発揮し多くの鉄粉やスラッジを集めてドーナツのような状態でした。こちらもしっかりと清掃して元のオイルパン内部に戻します。

⑤トルコン太郎各ホースを接続

⑥アイシンAFWとワコーズSSで圧送

 使用するオイルは2種類

圧送交換には車種専用のアタッチメントが必要で、車それぞれのATクーラーラインが形状も設置場所も全く違うため、全ての車種に対応しようと思うと軽く150種類を超えるアタッチメントが必要になります。
そしてまたそれが一つあたり数万円するため、なかなか全てを揃えることは至難の業というより不可能です。ですが、その問題をクリア出来たのでこうして圧送交換を提供することが出来るようになりました。

そして今回使用するオイルは、オーナーご希望により最初の圧送クリーニングをアイシン製AFW+でしっかりと洗浄し、2回目の圧送と最終的な重点をワコーズのセーフティスペック(以下、SSと表記)にて施工します。

⑦抜取量0.6 給油量0.0

⑧抜取量3.4 給油量1.9

 1回目の圧送交換はアイシンAFW+でスタート

オイルパン内部を清掃してオイルパンを取り付けた後、抜けた分のATFを充填させまずは1回目の圧送交換です。

左 新油モニター・・・これからATに注入されるATF
中 クリーニングモニター・・・現在、AT内のATFの状態
右 廃油モニター・・・ATから抜き取られた廃ATFの状態

圧送交換ではエンジンを稼働してトランスミッションを動かしながら交換します。
いきなり全部のオイルをジャーっと抜いていきなり新油をドバっと入れるわけではありません。(そんなことをしたらトランスミッションが壊れてしまいます。)
そして2ラインのため廃油はそのまま廃油缶へ排出されますので、ミッション内に再び戻ることはありません。

⑦でご覧いただいける通り、まだトランスミッション内やトルクコンバータ、各ホース内に残留する廃ATFはこのように真っ黒の状態でした。
トルコン太郎が自動的に少しずつ廃油を取り出し、新しいATFを圧送して徐々に交換していきます。

 ⑨抜取量8.0 給油量7.0

1回目のAFWでの圧送交換は8リットル設定で交換しています。8リットル抜き取られ、新油が7リットル充填されている状況です。
廃油モニターの色が画像⑦と比べると、大きく変わっています。

 ⑩圧送クリーニング完了 取量量8.0 給油量8.0

廃油の抜き取りが終わったら自動的にクリーニング開始

設定油量に達したら、自動的に循環クリーニングモードに切り替わります。
トルコン太郎内部に設置してあるフィルターを循環させてのクリーニングです。
新油とクリーニングモニターの油色がほぼ変わらない状態まで変化しました。

まだあと1回、ワコーズSSでの圧送交換があります。どんな変化がみられるでしょうか。

 ⑪2回目の圧送交換はワコーズSSでスタート 抜取量0.9 給油量0.0

新油モニター後ろに控えますはウィンズ社製ATF用トリートメント剤のシャダーガードです。

2回目のワコーズSSでの圧送交換開始です。
なのですが、AFWとワコーズSSは同じ赤色のためほぼ違いが分からないのが残念。

ビン詰めにした、一番最初に抜き取った廃油を比較できるようにセットしてみました。
この鉄粉やスラッジを含んだまっくろなATFがAT内で頑張って働いていたんです。

 ⑫抜取量8.0 給油量7.4

2回目圧送交換もほぼ終盤。
新油とクリーナモニターのATFの色にほとんど違いはありません。

 ⑬抜取量8.0 給油量8.0

圧送完了、クリーニングが開始されています。
画像ではわかりづらいですが、クリーナモニター内部でATFが踊っています。

クリーニングが完了したら、また同じようにトリートメント剤のウィンズシャダーガードをシリンジでオーバーフロープラグから注入します。

 ⑭油量と油温の調整はテスターで最終調整

交換後、試乗していただきました。

圧送交換後は冒頭でもご紹介している通り、オーナーの運転に試乗に同乗させてもらいました。
定期交換でここまでの変化があるなんて、と大変喜んでいただきました。
ご利用ありがとうございました。


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当店は外注ではなく、自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

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