サブページメイン画像

トルコン太郎ATF圧送交換
BMW 325i E91
ATFワコーズ使用で変速不調改善
走行距離 55,400㎞ DBA-VS25

 BMW E91 325i DBA-VS25西東京市よりご来店

BMW E91 325i DBA-VS25
通常のドレンアウトでのATF交換でも断られがちな輸入車。
得にオーバーフロー方式のトランスミッションですと、抜ける油量の判断や最終的に充填する際に使用するテスターが必要だったりなど想像以上に手間暇がかかるため断られることが多いようですね。
でも大丈夫、ワイズガレージではそんな輸入車の圧送交換が可能です。

今回ご入庫はお問い合わせフォームにてお見積り依頼をいただいたE91。
走行距離は55,400kmですが、ATに気になる症状があるとのご相談にあわせ、過去に一度も交換していないので一度リフレッシュしたいご希望です。
その他にも、
・渋滞の時にカクカクと細かく変速する
・坂道を登るときに2速→3速に軽度のシフトショックを感じる
・アイドリング時に不整脈のようなトクンというショックがわずかにある。その時に回転数が低下して戻るのを確認している⇒こちらはエンジンオイルとフィルター交換、高性能添加剤で解消

ネタバレを先にしてしまうのが私の中でのトレンドなので言っちゃいます。
トルコン太郎施工後、後日オーナーからメールでご連絡をいただいたのが、
「今までの変速のタイミングやショックは「このくらいの年式だとこんなものかな」と思っていた症状が、全て改善されて全く違う乗り心地になった」

との嬉しいご感想をいただきました。


他の車種のトルコン太郎を使用したメンテナンス一覧はこちらから

①ウィンズのATフラッシュ(施工前の洗浄剤)

②ウィンズのシャダーガード(トリートメント添加剤)

③エンジンオイル添加剤 PETROL EXTREME CLEANER

④エンジンオイルフィルター

 圧送交換のベーシックコースを施工

まずは画像の説明から
①トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(トルコンチェンジャー使用時のみ使用できるWynn’sの添加剤)を注入してしばらくの時間エンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせます。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。
②トルコン太郎で圧送交換を施工した後に最後に添加するトリートメント剤です。AT内の潤滑性能をアップさせたり、ATFの劣化を抑制する各種成分が入っています。
③エンジンオイル交換後にオイルへ添加する添加剤です。こちらもエンジン内部の摩耗や劣化を抑制したり、潤滑性能をアップさせます。
④エンジンオイルと同時交換、エンジンオイルフィルターもご用意。

トルコン太郎での圧送交換は定期交換はもちろん、ショック症状の改善などの効果もあったりします。
ただ、それらは劣化したATFが引き起こしている不調の場合に有効であり、トランスミッション自体の不調による症状の場合は変化が感じられないこともあります。
ATF圧送交換も消耗品であるオイル交換の役割のほとんどがそうであるように、症状が出る前の予防整備的な側面が大きい整備です。

⑤1回目 圧送交換開始 抜取量1.4 給油量0.0

⑥1回目 抜取量4.6 給油量2.6

 トルコン太郎に接続

早速トルコン太郎で圧送交換を開始します。

ワイズガレージでは輸入車に適合するアタッチメントをご用意していますので、BMWでも問題なく圧送交換施工可能です。
そしてトルコン太郎では圧送交換のATFの状態が目視で確認できるため、勘に頼ったりすることなく確実に交換可能です。

トルコン太郎に設置されている各モニターの役割は
左:これからトランスミッションに給油するATF新油
中:クリーニング中のATF
右:トランスミッションから取り出したATF廃油


今回のご依頼はATF圧送交換のみのベーシックコースでのご利用ですので、オイルパンの取り外しなどがないためご来店半日で完了することが可能です。

廃油を抜き取り、新油を圧送して注入を少しずつ繰り返しています。
この圧送作業はトルコン太郎が一括して全自動で作業しています。(もちろん、そばで進捗チェックしていますのでご安心ください)

⑦1回目 抜取量7.1 給油量5.2

⑧1回目 抜取量8.0 給油量8.0 クリーニング中

 トルコン太郎圧送交換開始

真ん中のクリーナーモニターに見えるATFがトランスミッション内に今現在、充填されているフルードです。

 ⑨1回目の圧送完了・クリーニング中

1回目の圧送交換が終了しましたが、ここで終わりではありません。
交換後には10分以上ATFを内部循環をさせながら、トルコン太郎のフィルターを通過させてクリーニングをします。

真ん中のモニターの、クリーナーモニターの一枚。
クリーニングも終盤ですがまだ透明感がなく、黒ずんでいる色味です。

今回、圧送交換で使用するATFは18リットルを予定していますので、あと1回しっかり交換する予定ですのでこの色がどのように変化するのか。
18リットル!?そんなに使うのもったいない!
という声も聞こえてきそうですが、過去一度もATFを交換していなかった分を今回一気に交換し洗浄しクリーニングする予定ですので、リフレッシュとしての圧送交換では18リットルはちょうど良い量です。
弊社では輸入車への汎用性が非常に高いワコーズは常備していますので、1リットルからのご提供が可能です。

クリーニングが終わったら続いて2回目の圧送交換を開始します。

 ⑩2回目圧送交換スタート 抜取量1.2 給油量0.0

粛々と圧送がスタート。

比較のための当初トランスミッションから抜き取った廃ATFがビン詰めになって登場。

 ⑪2回目 抜取量1.2 給油量0.0

廃油モニターに見えるATFの色味に変化が見えてきました。

 ⑪2回目 抜取量8.0 給油量6.7

真ん中のクリーナーモニターが、現在絶賛クリーニング中のATFです。
画像⑩よりも、若干の赤味が増して新油の透明感に近い雰囲気が見えてきました。

⑫2回目 抜取量8.0 給油量7.2

⑬2回目 クリーニング中

 圧送交換終了、2回目のクリーニング中

先にも、真ん中のクリーナーモニターに見えるのがトランスミッション内に充填されているATFとご案内しましたが、ご覧くださいもうほぼ新油の状態と変わりませんね。
トランスミッション内だけではなく、オイルクーラーやトルコンの細部に入り込んだ古いATFも圧送してクリーニングしています。

 圧送交換完了

圧送交換、クリーニングこれにて完了です。
交換後のオーナーのご感想は、ブログ当初に記載したように大きな変化を感じることができ、満足いただけました。
しかも、添加剤の馴染みの関係もあり数十キロほど走行してして

高額な整備ではありますが通常の整備と違って、変化を感じていただけるので施工のし甲斐があります。

ご利用ありがとうございました。


・・・・・・・・


自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■BMW各整備の事例ブログです
BMWメンテナンス入庫一覧ページ


■BMWトルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
BMW トルコン太郎入庫一覧ページ2



トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ



【お問い合わせの際には】

【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】

・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離

・現在のお車の状態や症状など

をご連絡いただくとお見積もりまでご案内可能です。
ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

  お電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください

関東陸運局認証工場
ワイズガレージ

181-0016 東京都三鷹市深大寺2-19-2
https://www.ysgarage.com
定休日 毎週 日曜日・月曜日・祝日 各大型連休
営業時間 9:00~19:00 土曜営業

ご連絡は携帯電話からもご利用いただけます
フリーダイヤル 0120-21-3430
固定電話 0422-31-0430
でも受け付けてます。携帯からもOK!



圧送交換とはの他のページ

カートに
入れる
気になる
お電話で相談→
LINEで見積→
メールで見積り→