サブページメイン画像

トルコン太郎でATF圧送交換
メルセデスベンツ C250
56,400km走行
リフレッシュ交換のつもりがシフトショックが改善してビックリ

 メルセデスベンツC250 小金井市よりご来店


トルコン太郎のブログは内容が細かく、長くなってしまうのが悩みです。
ですので今回は簡潔に簡単に簡素にまとめてみました。

【ご依頼内容】
・購入してかれこれ10年、ATFは過去未交換
・不調はないが、これからも長く乗りたい
・リフレッシュしたい


【お車情報】
・平成22年登録 DBA-204247
・走行距離 54,600km

【施工後のレビュー】
・発進時のトルク感が上がった
・アクセルワークがダイレクトに伝わっているのを感じる
・慣れていて気付いていなかったが、2速→1速へ減速時のシフトショックがなくなった

定期交換でしたが思いがけず変化を感じていただけたようでした。



 純正品ではなくWAKO'SのATFを使用

純正ATFは高額で油量を多く使用する圧送交換には不向きのため、社外ATFのワコーズセーフティスペックをふんだんに使用して圧送します。
今回は20リットルを使用予定。
リフレッシュのご予定のため【スペシャルコース】にてご依頼。オイルパンも脱着して内部を清掃予定です。
フラッシング剤はwynn'sオートマチックトランスミッションフラッシュを使用します。
トランスミッション内の汚れやスラッジを落ちやすくする添加剤です。

圧送クリーニングの際には、圧送交換のみの【ベーシックコース】と、圧送交換+オイルパン脱着・鉄粉等のクリーニングを含む【スペシャルコース】とをご用意しています。

お問い合わせフォームからの事前見積もりも可能です。
その場合は車両情報をご連絡いただいています。

【ご連絡いただきたい車両情報】
■車種(メーカー、シリーズなど)
■車両型式
■車台番号 
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)


全て車検証に記載されています。

 オイルパンを取り外しますよ

こちらのC250は下回りがシンプルで整備性も良いので好きです。
しかも、ガスケットのみの単品供給設定がありオイルパンは再利用できるため、お財布にも優しい。

フラッシング剤で内部を洗浄し終わったタイミングでATオイルパンを取り外します。

 ATオイルパンを取り外し

そのに見えますはATの根幹をなす、バルブボディ。

 ATオイルパン内部はドロリとした印象

マグネットの周囲には鉄粉以外にもスラッジなどが付着しています。
54,000kmと走行距離はそれほど多くなくても、年式が10年経過していると経年の劣化は避けられないようです。
こちらのオイルパンはしっかりと洗浄して再使用します。

 マグネットに付着する鉄粉&スラッジ

マグネットにも鉄粉がたっぷりこびりついています。こちらも清浄して再使用します。

もちろん個体差はありますが、走行距離5万kmを過ぎたお車のオイルパン内は大なり小なりこのような状態に鉄粉やスラッジが堆積しています。

 ATオイルストレーナ新旧比較

ATオイルストレーナは小判型。意外とコンパクト。
ネコザメの卵のよう。

言わずもがな、左が取り外した使用済みストレーナ。スラッジがまとわりつき、ヌルヌルしている表面です。右がこれから取り付ける新品ストレーナです。
画像はありませんが、ストレーナを交換した後はATオイルパンガスケットやドレンガスケットも新品へ交換し、クリーニング完了したオイルパンを車体へ取り付けます。

 圧送クリーニング開始

左:新油モニター…読んで字のごとく新しいATF
中:クリーニングモニター…トランスミッション内に充填されているATF
右:廃油モニター…トランスミッションから抜き取られた廃ATF


一番右側のモニターに見えるのが、今までトランスミッション内に充填されていたATFです。
オイルパン脱着の際に廃オイルを抜いたからといってもホースや細部に残った古いATFはおおよそ2~3リットルはあり、新油を入れたとしても黒いのは当然です。
赤味が確認できますが廃ATFはやはり真っ黒。
こちらを圧送しながらきれいにしていきます。
2ホースですので抜いた廃油はトランスミッションの中には戻らない構造になっています。

 比較用の廃ATFのビン詰め登場

1回目の圧送交換でかなり透明感を確認できる状態まで。

真ん中のビンに入った黒い液体は、オイルパンを取り外す際に採取した廃油です。
この黒い状態のATFが今までずっとトランスミッション内で仕事をしていたと思うと、よく頑張ったねと声をかけたくなります。

 2回目の圧送&最終的な充填で作業完了

2回目の圧送交換がスタート。最終的な充填を施工します。
クリーニングモニターに見えるATFもしっかりと新油と同じ状態へ交換が確認できました。

実は一番時間がかかるのが、圧送交換後の最終的な充填の際の油温の調整と油量の調整です。
既定の油温での充填が決められているため、油温をチェックできる専用のテスターの用意がないとトランスミッションを傷める原因になりますので最新の注意を払いながら作業施工します。
これが輸入車のATF交換が敬遠されてしまう原因の一つだと思います。

これにてスペシャルコースでの圧送交換は完了。
試乗をしましてトランスミッションから異音や異常がないかを確認し、オーナーのお手元へ。
ご利用ありがとうございます。





自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■メルセデスベンツ各整備の事例ブログです
メルセデスベンツメンテナンス一覧


■メルセデストルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
メルセデスベンツトルコン太郎入庫一覧ページ2




・・・・・・・・・・・・・・・・・・



トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ

【お問い合わせの際には】

【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】

・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離

・現在のお車の状態や症状など

をご連絡いただくとお見積もりまでご案内可能です。
ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

  お電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください

関東陸運局認証工場
ワイズガレージ

181-0016 東京都三鷹市深大寺2-19-2
https://www.ysgarage.com
定休日 毎週 日曜日・月曜日・祝日 各大型連休
営業時間 9:00~19:00 土曜営業

ご連絡は携帯電話からもご利用いただけます
フリーダイヤル 0120-21-3430
固定電話 0422-31-0430
でも受け付けてます。携帯からもOK!



圧送交換とはの他のページ

カートに
入れる
気になる
お電話で相談→
LINEで見積→
メールで見積り→