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ATF
BMW523iF11
77000kmATF使

①ウインズのフラッシングとトリートメント剤

②ATオイルパン(ストレーナ一体型)もご用意

 世田谷区よりご来店 523i DBA-XL20

トルコン太郎のご依頼もほぼ毎日施工している状況となっています。

今回のご依頼はBMW523iツーリング、F11。
ホームページお問い合わせフォームからのご連絡をいただき、ご依頼内容やお見積もりなどの打ち合わせはすべてメールで完了、ご予約通りご来店いただきました。

今回のご依頼は特筆する症状があるわけではないけれども、とにかくリフレッシュをご希望。
リフレッシュでのご依頼ですので、添加剤も各種使用、オイルパンを交換(BMWはオイルパンとストレーナが一体型のため再利用不可なのです)します。

さて、作業開始です。


③廃ATオイル抜き取り

④取り外したATオイルパン

⑤オイルパン新旧比較

⑥廃オイルパン内部の様子

 スペシャルコースのオイルパン脱着

オイルパンを脱着して内部を清掃します。
トルコン太郎での圧送交換は定期交換はもちろん、ショック症状の改善などの効果もあったりします。
消耗品であるオイル交換の役割のほとんどがそうであるように、症状が出る前の予防整備が本来のあるべき形です。
ですが、特に輸入車は【ATFは未交換です】が通例です。
この辺の説明はこちらで→点検・整備のトップページはこちらからどうぞ

トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(Wynn’s社製のルコンチェンジャー使用時のみ対応の添加剤)を添加してしばらくエンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせています。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。

⑦トルコン太郎のホースを接続

1回目 抜取量0.5 給油量0.0

 ⑦トルコン太郎圧送クリーニング 1回目

光の加減がうまくいかず、昭和感漂う一枚に。

ワコーズのセーフティスペックをセットして、トルコン太郎スタートです。
トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割があります。

左 新油モニター
中 クリーニング中のオイルモニター
右 廃油モニター


最終的には真ん中のモニターに見えるのが、トランスミッション内に充填されているフルードです。
トルコン太郎は廃油を抜きつつ、新油を圧送して注入しながらトランスミッション内のフルードを段階的に入れ替えます。
圧送し交換しながら、トランスミッション内のクーラーホース内やトルクコンバーター等の隅々に残留する廃フルードを圧送して排出します。

 ⑨1回目 抜取量1.9 給油量1.3

ちょっとライトアップして見やすくなりましたかね?

給油が始まると、廃油モニター内のフルードの色に変化が見えてきました。
廃油内に新油が給油され圧送されている証拠です。
この間も、ずっとATFはトランスミッション内を循環しながら圧送されています。

 ⑩1回目 抜取量5.0 給油量4.7

1回目の圧送交換ほぼ終盤です。
廃油の排出はストップして給油の完了を待っている状態です。

真ん中のクリーナーモニターの色と、隣の廃油サンプル(AT内に先程まで充填されていたATFです)と比較しても、違いが分かる状態となりました。

 ⑪1回目圧送完了、クリーニング中

1回目圧送完了後のクリーニングも終盤です。
もうクリーナーモニター内のATF、ほぼ新油と違わない状態へ。

 ⑫2回目圧送スタート 抜取量1.8 給油量1.4

1回目のクリーニングが完了したら、すぐに2回目圧送交換スタートです。

 ⑬圧送交換2回目 抜取量3.3 給油量3.0

廃油モニターに見えるATFもピンク色です。

 ⑭圧送交換2回目圧送完了 抜取量5.0 給油量5.0

2回目圧送交換、クリーニングこれにて完了です。
クリーニングモニター内に見えるATFの色味はほぼ新油と変わらない状態へ変化しました。
今回20リットルの予定のため、オイルパンを取り外したあとに充填した約5リットル、圧送交換で使用した10リットルとあと油量調整のために残しておいた5リットルほどを使用して全て作業は完了です。

実は、この最終調整が非常に時間がかかるものなのです。
ATF状態チェック用ゲージがないお車によりオーバーフロー方式のため、外部診断テスターを使用して油温をチェックしながら、規定の温度での油量を調整する必要があります。
ここを適当に目分量などでやってしまうと、のちのちの油量によるトラブル(もちろんやったことないですけど)に繋がりますので結構ここで時間がかかってしまうのです。
これが、ずっと圧送交換施工中はエンジンが回っている状態のため、施工後はATの温度が60~80度のあっつあつまで上がってしまっていることが殆どで、それを冷却(40℃前後まで)するのにお時間がかかります。

 ⑮しっかりキレイになりました!

お渡し前にご一緒に試乗させていただいた際には、もともと変速ショックなどのトラブルがあったわけでないため大きな変化は感じづらかったのですが、圧送施工から2週間ほど経過したころにメールにてご連絡、時間が経過してATFが馴染むにつれ走りが軽く感じるようになりリフレッシュを実感しています」、と喜びのご感想をいただきました。
恐らく、ATFの馴染みと最後に添加したトリートメント剤の効果がじわりじわりと発揮されてきたのでしょう。

施工を担当した整備士に伝えると、非常に喜んでいました。
こうして後日談をいただけると毎日の整備の励みになります。
ご利用ありがとうございました。


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トルコン太郎圧送交換とは?

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