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トルコン太郎ATF圧送交換
ランドローバー ディスカバリー3
走行距離 99,700km

①オイルパンとストレーナは一体型

②メンバー外すんですよ

 神奈川県 川崎市よりご来店


簡潔に・要点だけと思っても、どうしても説明臭くなってしまうトルコン太郎の整備事例です。

メールにてお問い合わせをいただきました。
現在の走行距離は約99,700km。

■過去交換履歴不明
■オイルパンを脱着してのトランスミッション内部の清掃もご希望
■基本の圧送はワコーズのセーフティスペックで施工、最終的なトランスミッションへの充填は純正ATFにてご希望
今のところシフトショックなどの不調は感じていないが、まだしばらく大切に乗っていきたい
などです。

すべてトルコン太郎さんとワイズガレージにお任せください。

先にご案内しますと圧送施工後、同乗走行をしていただいた際のオーナーのご感想は、
■アクセルレスポンスが驚くほどダイレクトに変化した
■車両の重さを感じないトルクある走り
■こんなに変化を感じるなら早くやっておけばよかった

不調がなかった状態ですが、これだけの変化を感じられると嬉しくなりますね。

画像①は、ディスカバリー3の取り外したATオイルパン。
オイルパンと内部のATストレーナ一体型のためASSY交換です。オイルパンが再利用できる場合はガスケットとストレーナ交換だけで済むので数千円の費用ですが、ASSYだと数万円。大きく違います。

②ディスカバリー3のATオイルパンを取り外すにはアクセスまでの前段階でメンバーを取り外したりなどの作業が必要。工賃がその分必要なためこちらも費用が嵩む要因となります。
高級車はメンテナンスにもお金がかかりますね。。。(汗)

ああ、また文章が長くなっている…

 ③トルコン太郎を接続

他のブログでも記載していますが、2020年頭から出現し2021年の7月現在もさらに猛威を振るう新型コロナの影響で、移動手段として見直された自家用車をしばらく乗り続けるご予定のユーザーが増えたためか整備のお問い合わせが一段と増えました。
キャンプ人気が高まっているのも要因の一つですね。
車の調子がいまひとつだと到着するまでに疲れてしまい、楽しみにしていたキャンプを思いきりエンジョイできないかも。

オイルメンテナンスは定期的にこまめに施工するとお車の持ちも違ってきます。
特に駆動系のトランスミッションのメンテナンスは、乗り心地を司る部分であることはもちろん燃費にも影響を及ぼします。
「ATF交換は不要」は神話です

こちらのページでご確認ください↓
圧送交換の可否はこのトルコン太郎へ接続する際の、ATオイルクーラーへの接続アタッチメントの有無で決まります。
今回のお車もしっかりお調べして適合確認はOKが取れていました。


 ④1回目の圧送交換完了、クリーニング中

圧送スタートする前にはwynn'sのATフラッシュで前もって数十分ほどエンジンスタートでトランスミッション内にいきわたらせ、洗浄してあります。
ちなみに、このATフラッシュはトルコン太郎のように圧送交換を施工時にしか使用できません。
ドレンアウト交換の際にはフラッシング剤は使用不可の注意書きがあります。その圧倒的な洗浄力のため、薬液が残留すると内部を傷めてしまう可能性があるためだそうです。

 ⑤2回目の圧送後の廃油との比較

左 新油モニター
中 クリーニングモニター
右 廃油モニター

まずは1回目、2回目の圧送交換です。

廃油モニターに見えるオイルが、現在のトランスミッション内に充填されているATFです。
トルコン太郎ではATFを少量ずつ自動的に抜きつつ、新油を充填していきます。
圧送ではエンジンを稼働してトランスミッションを動かしながら交換するため、バルブボディや各ホース類の内部に残留するATF(おおよそ2~3リットルかそれ以上)を、圧送しながらすべて新油に交換していきます。トルコン太郎の偉いところはその浮遊している鉄粉やスラッジもストレーナを通してろ過していきます。
2ラインのため廃油はそのまま廃油缶へ排出されますので、ミッション内に再び戻ることはありません。

 ⑥最終充填は純正ATFにて

もちろん、ワコーズのセーフティスペックをそのまま充填しても全く問題ないのですが、オーナーご希望のため最終充填は純正にて。

 ⑦純正ATFは透明感のある黄色

純正ATFをトルコン太郎にセット、圧送交換を開始します。

 ⑧純正ATFでの圧送交換1回目完了、クリーニング中

通算でいうと3回目の圧送交換。(4.5リットル交換)
クリーナモニター内(=トランスミッションに充填中)のATFには透明感が見えるように。
隣の廃油と比較してもその変化は歴然。
でも新油にはまだまだ程遠い状態です。
次の2回目圧送交換でどのくらいの変化があるか。

 ⑨純正2回目圧送完了、クリーニング中

純正ATFにて3リットルの圧送交換。

基本的な圧送で使用したワコーズセーフティスペックは10リットルで圧送を回しました。
常時在庫しているワコーズですと1リットル単位で調整できるのですが、純正ATFとなると数の限界があるため最終調整分のATF量を考慮して全部で7.5リットルしか回せませんでした。
あと8リットルほど圧送すれば新油と同等まで持って行けたはず。
ですが、ATFはほぼ新油へ置き換わっていることには間違いはないためその違いは体感できるはずです。
今回はここで圧送交換終了。

試乗した感想は、車重のあるお車ですので若干の走り出しの重さがある感じでしたが、圧送交換後はすっきりとした走りだしで気持ちの良いドライブになりました。


ご利用ありがとうございました。

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こちらのページでご確認ください↓

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