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トルコン太郎ATF圧送交換
ディスカバリースポーツ
気になっていた変速タイミングに変化

①ウインズのフラッシングとトリートメント剤

②ウインズのATトリートメント剤

 ディスカバリースポーツATF定期交換にてご利用


■ランドローバー ディスカバリースポーツ
■走行距離約4万km
■型式 CBA-LV2A
■2014年式
■過去ATF交換履歴は無く、定期交換でのリフレッシュにて圧送交換をご依頼


ホームページお問い合わせフォームからのご連絡をいただき、ご依頼内容やお見積もりなどの打ち合わせはすべてメールで完了、当日は遠方よりご予約通りご来店いただきました。
トルコン太郎での圧送交換は、想像以上にATFが汚れているなどのイレギュラーがない限りはお見積もり通りでの施工です。

今回、不調はない定期交換にてご利用いただきました。
走行距離も浅いため交換後の変化はあまり無いかな、と思いきやオーナーから驚きのお話が。
「不調と思わず、車特有のものかなと思っていた変速タイミングが解消されてスムーズになった」
とご感想をいただきました


そうなんです、ずっと乗り続けていると車の特徴やクセなどに体が慣れてしまうため不調と感じなくなっていることが多々あります。
今回はそのクセが解消され、乗りやすくなったという事例です。



③廃ATオイル抜き取り 色味も状態もたまり醤油風

④角度を変えるとこんな色

 輸入車の純正ATFは高額が定石

遠方からご来店いただいた理由は、ご近所はもとより県内ではディスカバリーの圧送交換を施工している店舗がなく、あちらこちらで断られ最後に弊社へたどり着かれたそうです。
はい、ご安心ください。ランドローバーのお車はほぼ圧送交換をご利用いただけます。

ATF交換は圧送交換を取り扱っている店舗が少ないうえに通常のドレンアウトでの交換もあまり積極的にはお勧めされない整備です。
この辺の事情はこちらで→点検・整備のトップページはこちらからどうぞ

トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(Wynn’s社製の添加剤)を添加してしばらくエンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせています。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。
このフラッシング剤は、ドレンアウトでのATF交換には使用が禁止されています。なぜならスラッジを浮かせて排出しやすくするための薬剤が強力なため、もし残留してしまうとAT内部を損傷させてしてしまうものだからです。

フラッシングが完了した比較用ATFを少々抜き取ってみました。
上の③と④の画像は同一の廃ATFですが、光の加減や見る角度でこんなにもオイルの色が違って見えるものですね。

 ⑤圧送交換1回目開始 抜き取り2.5 給油0.4 真っ黒です!

純正ATFは高額で、油量を大量に使用する圧送交換には不向きです。WAKO'S正規代理店にて取り扱いがあるため今回は適合ATFセーフティスペックを使用します。

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割があります。

左 新油モニター
中 クリーニング中のオイルモニター
右 廃油モニター


真ん中のクリーニングモニターに見えるATFが、トランスミッション内に充填されているフルードです。
トルコン太郎は廃油を抜きつつ、新油を圧送して注入しながらトランスミッション内のフルードを段階的に入れ替えます。
エンジンオン状態でATFを圧送し交換しながら、トランスミッション内のクーラーホース内やトルクコンバーター等の隅々に残留する廃フルードを排出します。

⑥1回目 抜取量3.2 給油量1.3 廃油モニターのATFがヘドロのような色です

1回目 抜取量6.3 給油量4.6 新油が供給され、廃油モニターの色味が変わってきました

 ワコーズのATFで圧送交換は続きます

上の画像はちょっとライトアップして見やすくなりましたかね?
昼間でもライトは点灯してますが、この夏の季節は外が明るすぎるため室内が暗くなりがちです。
でもライトアップすると昭和感ある一枚になるのが目下の悩み。

給油が始まると、廃油モニター内のフルードの色に変化が見えてきました。
廃油内に新油が給油され圧送されている証拠です。
この間も、ずっとATFはトランスミッション内を循環しながら圧送されています。

⑧抜取量9.0リットル 給油量7.6リットル

⑨抜取量1.6リットル 給油量2.3リットル

 1回目圧送クリーニングも終盤

画像⑧、1回目の圧送交換ほぼ終盤です。
廃油の排出はストップして給油の完了を待っている状態です。

クリーニングが始まった、真ん中のクリーナーモニター内のATFには透明感が見えてきました。

 ⑩1回目圧送完了、クリーニング中

真ん中のクリーナーモニターの色と、隣の廃油サンプル(AT内に先程まで充填されていたATFです)と比較しても、違いが分かる状態となりました。

設定した9リットルのトランスミッションからの排出と給油が完了し、1回目圧送完了後のクリーニングも終盤です。クリーナーモニター内に見えるATFは、ほぼ新油と違わない状態に見えますが若干の黒みが見えます。
お車をお預かりした際に、完全にキレイになるまでとのご希望をいただいています。ご安心くださいあと1回圧送が残っています。
さてどこまでキレイになるか!?

 ⑪2回目圧送スタート 抜取量2.7 給油量1.0?

1回目のクリーニングが完了、2回目圧送交換スタートです。

 ⑫圧送交換2回目 抜取量8.0 給油量7.1

2回目の圧送交換がもうそろそろ終盤です。

クリーニングモニター内に見えるATFの色味はほぼ新油と変わらない状態へ変化しました。

実は、この最終調整が非常に時間がかかるものです。
外部診断テスターを使用して油温をチェックしながら、規定の温度での油量を調整する必要があります。
しかも、圧送交換を施工している間はずっとエンジンオンのため油温は80℃くらいまで上昇してるため、ATFはあっつあつです。それを既定の油温まで冷却(40℃前後まで)するのにお時間がかかります。

圧送交換が完了しても、なかなか油温が下がらずに作業がストップしてしまうということも多いですね。

 ⑬新油と変わらない状態まで交換できました

今回は最終調整までかなりスムーズに油温も下がったため当日完了が出来ました。
お渡し前にご一緒に同乗走行を。
そして冒頭のご感想を聞くことが出来ました。
また、圧送交換後に添加したトリートメント剤の効果がじわりじわりと効いてきますので、走行ごとにどんどん馴染んでいきます。

なかなかディスカバリーの圧送交換を施工している店舗が少なくあちこちにお問い合わせをした結果、弊社にたどり着きご利用いただいたそうで、お役に立てたことがうれしく思います。

ご利用ありがとうございました。





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見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


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こちらのページでご確認ください↓

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トルコン太郎圧送交換とは

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

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2.車名:

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