
トルコン太郎設置店 ATF圧送交換施工 ワイズガレージ東京
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会社案内①真っ黒の劣化DCTオイル 比較用にビン詰め
②ボルボ用のアタッチメントがあるから圧送が施工可能です
走行中のガタガタの振動が、エンジンマウントではなくDCTの劣化からという案件です。
エンジンマウント劣化の場合は、走行中にはガタガタせず信号待ちなどのアイドリング状態で振動を感じます。
多くのボルボオーナーがDCTオイル劣化により引き起こされる変速ショックにお悩みのようです。
今回ご来店のボルボV60のお悩みは以下の内容でした。
・噂通りの1速→2速の変速時にガガガガとジャダーを感じる
・走行距離が若いので変速ショックなどの心配をしていなかったのに。。
・シフトショック、変速ショックも大きい
・全体的に走りがモタつく
・購入間もないため、これから長く安心して乗りたい
せっかく気に入って購入したお車に乗るたびにジャダーやショックを感じるとなると憂鬱になりますね。
でも大丈夫!
今回ご連絡をいただいています発進時のジャダーや変速ショックはほぼオイルの劣化による症状にて、圧送交換で改善する可能性が大きいです。
今回のV60さんは、年式もそれほど古いわけでもなく、走行距離も約2万km台と若いマイレージです。
なのになぜジャダーやショックを感じるようになったのでしょうか。
それは、車は運用されることを前提に作られているため、長くエンジンをかけなかったり動かさなかったりした場合、それはそれで各部の劣化が早まることがあります。その逆もまた然りですが。
DCTオイルは交換しなくていいわけではありません。
今までの弊社トルコン太郎での圧送交換の結果がすべてを物語っています。
過去のトルコン太郎によるATFやCVT、DCTやDSGオイルの交換はこちらでご覧ください。
純正DCTオイルは圧送に使用するには少々ハイコスト
トルコン太郎でのお見積もりは、車両の情報をいただければ概算見積が可能です。
【お見積りに必要な車両情報】
【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)
上記をいただければ、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。
今回使用するDCTオイルは20リットルです。
今までの過走行車両圧送交換施工の経験則から、中途半端に交換するよりもしっかりと多めの油量で圧送したほうが良い結果が得られる傾向です。
純正DCTオイルは税込みで1リットルあたり4,000円ほどします。多量のオイルを使用する圧送交換には不向きのため、社外パーツでおなじみSWAGのDCTオイルが問題なく適合しますのでそちらを使用します。
トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。
そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のオイルを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに効果が期待されます。
トルコン太郎には3つのモニターが設置されていて、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。
左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。
DCTはオイルパン設定がない(というよりも縦型)ためオイルパンを脱着してのクリーニングはできませんが、フィルターはトランスミッション外部に設置されているためそちらは交換をお勧め。
ジャダーやショックの症状があるため、圧送施工前にはATフラッシュを使用してのフラッシングを施工します。
ATフラッシュを注入して数十分エンジンをかけて薬剤による内部を洗浄。
DCT内部はもちろん、ATオイルクーラー内やバルブボディ内、各方面へ接続されるホース内部も全てフラッシングできます。
今回使用するATフラッシュはスラッジなどを溶かす役割の薬剤のため非常に洗浄力が強く、少しでもその成分が残留するとトランスミッション内部の部品類を傷める場合があり、ドレンアウト交換の際には使用は禁止されています。圧送交換のみに使用が出来るものです。
1回目の圧送交換とクリーニング完了した状態がこちら。
雰囲気としては劣化したATFというような色味です。
3万km走行でここまでガンコに汚れてしまうんですね。ビックリ。
クリーナーモニター(AT内のDCTオイルの状態がチェックできます)内のDCTオイルは、おとなり比較用の廃油と比べてみるとその黒味は若干薄くなっていますが、新油の透明感と比較するとまだまだ程遠い状態。
透明感がないということはそれだけ不純物やスラッジがオイル内に存在しているということです。
さて、2回目の圧送ではどんな変化が見られますでしょうか。
クリーナーモニターにちょっと変化!
廃油モニターにはほうじ茶ラテ色の廃油が。
2回目の圧送が終了し、クリーニングに入った直後の一枚です。
クリーナーモニターの内部が、廃油の部分と新油の部分でせめぎあっています。
クリーニング終了、クリーニングモニターの色味は琥珀色です。
左隣の新油と比べると、うーんもう少し!という感じ。
あと1回圧送が出来る油量が残っています。
ただ、トランスミッション容量が7.5リットルなので全部は交換できず希釈する形にはなりますがやらないよりはやったほうが車のためです。
さて、上の画像と比べてみてください。
琥珀色の濃さが違っていますね。これで予定していたDCTオイルの交換分をすべて使用しました。
最後に残っている数リットルは最終油量調整のために残してありますので、計算間違いではありません。
交換後、同乗走行させていただきました。
圧送交換後、ショックの変化があったかどうかの確認のためオーナーの運転に同乗走行させてもらいました。運転する人が変わるとその運転のクセも変わるため、わたくしどもの試乗確認時では出なかったショックが出たりするためです。
交換後の試乗でのオーナーのご感想はどうだったでしょうか。
・まるで違う車に乗っているようだ!
・ブレーキをちょい踏んだ際に、減速時の突っかかり(減速時ジャダー)がなくなった
・出だしがなめらかになった
・変速時1速→2速モタつくことが全くなくなった
・加速減速が非常にスムーズになり、ストレスがなくなった
と大変喜んでいただけました。
これからのドライブが一段と楽しくなりますね。
トリートメント剤を添加しているので、こちらもまたじわりじわりと効果を発揮しますので、また次第に変化していくことでしょう。
ご利用ありがとうございました。
1年前と比べても、ボルボのDCTショックのご相談は非常に多くなっています。
そして、その多くはオイルの劣化によるものがほとんど。
ショックを感じ始めるともう症状は進行しているため、そのまま何もせずに走り続けているとショックが大きくなり次第に変速しなくなり、最終的にはトランスミッションを交換するしか方法がなくなってしまいます。
当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。
ボルボでよくご相談いただく内容をまとめたページをご覧ください。
→ボルボ トランスミッション不調ご相談事例ページ
そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?
■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績
■ボルボ各整備事例ブログのページです
ボルボ入庫実績リンクページ
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