トルコン太郎設置店 ATF圧送交換施工 ワイズガレージ東京
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会社案内
最初のご来店は、ブレーキパッド交換整備にてご来店いただきました。
他店にて車検を受検、その際に指摘されたブレーキ交換のご相談にてご来店でした。
走行中の振動が酷いと車検の際に相談したところ、エンジンマウントとミッションマウントの劣化ではないかとのこと。その店舗では施工が出来ないと断られ、弊社へブレーキと合わせてご相談をいただきました。
お話を伺った際に
「走行中の振動でエンジンマウント????」
と疑問に思いましたので、念のためオーナー同乗にて試乗してみました。
※エンジンマウント劣化の振動は、信号待ちなどの停止中に感じることが主です。
車両型式はFB4164T。ゲトラグのDCT。
これはもうほぼDCTの症状なんじゃないかしら?とおもいつつ試乗へ。
走行スタートから、
■アクセルを踏んでもなかなかスタートしない(エンジンが唸る感じ)
■酷いジャダーというよりも、既にガクガクと変速ショックを繰り返しながらのスタート
■走行中ガクガクの振動は、勝手に変速を繰り返すトランスミッションからのショック
■安心して乗っていられません
の状態でした。
いやこれはエンジンマウントではなく!
トランスミッションの不調です!
走行距離は95,347km。
過去のメンテナンス状態のお話をおききしようにも、オーナーも知人から譲り受けた車両とのことで過去の記録簿も情報も何もない状態。
うーん、ここまで酷い症状のDCTは初めてです。
「ここまで酷いと、DCTオイルを交換しても変化を得られるかどうかは分かりませんが、圧送を施工しなければこのまま症状悪化の一途です」
とお伝えしDCTオイル圧送交換のお見積りをご提案、一度はご検討にてご帰宅の途につかれましたが後日、圧送交換のご依頼連絡をいただきました。
最初にネタバレです。
スタートはスムーズになり、ジャダーがなくなり、走行中ガクガクだった変速もなくなりました!
ここからはDCTの説明ですので、ほかのブログと重複する部分がありますがご覧ください。
先程から話題に上がっているDCTとは、高性能車や高級車に装備されることが多いデュアルクラッチトランスミッションの略です。
こちらが駆動効率が非常に高い反面、構造が複雑・そして重量があり・なかなかコスト面ではデメリットが多いというのが大きな課題のよく言えば進化途中、悪く言えばまだまだトラブルも多いシステムです。
ボルボでの変速ショックやシフトチェンジ(PからD、RからDなど)の際のショックにお悩みの方は多いです。
純正DCTオイルは1リットルあたり4,000円超しますので、多い油量を使用する圧送には不向きです。
ですので弊社では適合確認が取れているSWAGのDCTオイルをふんだんに使用しての圧送交換をお勧めしています。
もちろん、純正で!のご希望にもお応えできますのでお見積もりの際にご希望をお伝えください。
トルコン太郎でのお見積もりは、車両の情報をいただければ概算見積が可能です。
【お見積りに必要な車両情報】
【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。
トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。
そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のオイルを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに効果が期待されます。
トルコン太郎には3つのモニターが設置されていて、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。
左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。
画像中央クリーナーモニターに見えるオイルは、実は20リットル圧送交換完了状態のオイルです。
ご多聞に漏れず、はい、撮影担当のわたくしが電話対応、接客に追われていました。待っててくれてもいいのに!とは思いましたが、圧送前に添加しているフラッシング剤があまり長時間放置できない劇薬のため、圧送を優先したとのことです。
なるほど、それならしょうがないですね。
やっと薄くなっている状態が見えますが、いつもご利用いただいているDCT圧送の初回がこのくらいですので、ものすごく汚れていたんですね。
予定の20リットルを使用してしまったため、オーナーに追加オイルの有無を確認、GOをいただいたので早速追加の圧送に取り掛かります。
厳密には、最終油量調整に数リットルが必要になるため、実際に追加で設定できるのは9リットル。
廃油モニターが泡立って、ほうじ茶ラテ色になってきました。
着々と圧送交換が進んでいます。
ここからクリーニングが開始します。
1回目の8リットルで設定した圧送交換が完了しました。
圧送交換が終わったら10~30分間ほど内部循環でクリーニングを自動的に施工します。
トルコン太郎内部に設置してあるフィルターを循環させてのクリーニングです。
そして、比較用廃油のビンのビニールにやっと気づき取り外しました。(気づかないものですね。波平さんの気持ちが最近分かり始めました)
クリーナーモニターに見えるオイルが、トランスミッション内のオイルの状態です。
やっとここまで薄くなりました。
ATFに限らず、潤滑油や作動油は透明感が命です。
にごり=スラッジや不純物の存在と認識するとシンプルです。
あと1回7リットルほど回せば、もう少し透明感が出てくる状態まで持っていけると思うのですが。
ご予算のリミットが、、、(涙)
まっさらのオイルへ全取り換え!
とはいきませんでしたが、交換後のオーナーへのお渡しの際の同乗走行が心待ちでした。
交換後、同乗走行させていただきました。
圧送交換後、ショックの変化があったかどうかの確認のためオーナーの運転に同乗走行させてもらいました。運転する人が変わるとその運転のクセも変わるため、わたくしどもの試乗確認時では出なかったショックが出たりするためです。
交換後の試乗でのオーナーのご感想はどうだったでしょうか。
■アクセルを踏んでもなかなかスタートしない(エンジンが唸る感じ)
■酷いジャダーというよりも、もう既に変速ショックを繰り返しながらのスタート
⇒アクセルを踏むと、ストレスのないスーッとスタートへ変化
■走行中ガクガクの振動は、勝手に変速を繰り返すトランスミッションからのショック
■安心して乗っていられません
⇒走行中のガクガクは解消、トルクを感じる走りに。安心して運転できる状態へ!
当初のすべてのマイナス状態が、圧送交換ですべてクリア!
オーナーには大変喜んでいただきました。
スタッフ一同も、あれだけの症状がここまで変化するものなんだな、と驚きを隠せませんでした。
ご利用ありがとうございました!!
・・・・・・・・・・・
当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。
ボルボのDCTショックのご相談は非常に多いです。
そして、その多くはオイルの劣化によるものがほとんどです。
ショックを感じ始めるともう症状は進行しているため、そのまま何もせずに走り続けているとショックが大きくなり次第に変速しなくなり、最終的にはトランスミッションを交換するしか方法がなくなってしまいます。
車の取り扱い説明書にはDCTオイルの定期交換は記載されているので基本的には交換も出来るのですが、あまり交換を提案される機会もないようです。
当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。
そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
トルコン太郎圧送交換とは!?トップページ
●トルコン太郎の説明やトランスミッションに不調が起こる理由などを簡単にご案内
ボルボメンテナンス一覧
●バッテリー持ち込み交換やブレーキパーツ持ち込み交換整備、トルコン太郎圧送交換の各メンテナンスリンク一覧あり No.265
ボルボ専用 トランスミッションご相談ページ
●ボルボあるあるのトランスミッション不調のページ
不調が起きやすい理由や、不調症状の一覧などご案内 No.544
ボルボトルコン太郎圧送交換 入庫実績一覧
●トルコン太郎でのATFやDCTオイル圧送交換 ご入庫事例の簡単な情報と症状などの一覧ページ
【お問い合わせの際には】
【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】
・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離
・現在のお車の状態や症状など
をご連絡いただくとお見積もりまでご案内可能です。
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