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トルコン太郎でATF圧送交換
ニッサン フーガ KY51
走行距離7万4000㎞定期交換のはずが!

①リフレッシュの圧送交換にてご入庫

②オイルパン脱着前にATFを排出

 東京 三鷹市よりご来店

定期点検時のチェックでATがかなり汚れていることを指摘、ATF圧送交換をお勧めしました。
体感的な不調があったわけではありませんが、やはり交換後は車の状態に大きな変化を感じていただけることとなりました。



・・・・・・・

③取り外したATオイルパン

④マグネットはドーナツのよう

 取り外したATオイルパンの状態は

おおごとな整備のように見えますが、トルコン太郎はいたってシンプルな整備です。
ただ、そのシンプルな整備をとっかかり辛くしてるのが、アタッチメントの存在。
圧送交換をするためにはそのアタッチメントがないと圧送交換できないことが少なくありません。
ATオイルクーラーは各種違った形、違った場所、違った取り付け方法があるため作業内容と整備費用を一律にできないことがその要因だと思います。

ワイズガレージではそのアタッチメント問題を解決したため、日本車でも輸入車でもどの車両でも施工できるご用意があります。
車両情報からの概算お見積りも立てられるため、お気軽にお問い合わせいただいています。

さて、車体から取り外したATオイルパンの状態はといいますと。
画像をご覧いただくと分かる通り、内部壁面(?)はどろりとしたスラッジや堆積物でねっとりしています。
マグネットはというと、細かい鉄粉に覆われつくしドーナツのような様相です。
11年分の鉄粉です。
ここに吸着されない鉄粉はATF中を浮遊してトランスミッションやクーリングシステム内を回遊しているわけです。
そしてその鉄粉がトランスミッションの細部に詰まったりなどで、不調を引き起こすことがあるわけです。

⑤クリーニング前

⑥クリーニング後

 ④1回目圧送 抜取量5.5 給油量3.7 真っ黒of真っ黒!

もちろん、そのスラッジに覆われたオイルパンもしっかりと清掃。
ガスケット部分もしっかりと処理します。
このガスケット接合部の処理をしっかりしておかないと、ATF滲みや漏れにつながります。

圧送施工前にはATフラッシュを使用してのフラッシングを施工しています。
ATフラッシュを注入して数十分エンジンをかけて薬剤による内部を洗浄。
AT内部はもちろん、ATオイルクーラー内やバルブボディ内、各方面へ接続されるホース内部も全てフラッシングできます。
今回使用するATフラッシュはスラッジなどを溶かす役割の薬剤のため非常に洗浄力が強く、少しでもその成分が残留すればAT内部の部品類を傷める場合があります。
そのためドレンアウト交換の際には使用は禁止されています。圧送交換のみに使用が出来るものです。

 ⑦ATオイルフィルターも新品へ

 ⑧1回目圧送スタート 抜取量1.8 給油量0.0

圧送がスタートしたばかり。

トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。
そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のオイルを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに効果が期待されます。
トルコン太郎には3つのモニターが設置され、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。

左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。



画像⑧では、左に赤い新油、真ん中はまだ見えない状態、右側には今抜き取られている廃油が見えます。
瓶詰のオイルは廃油を比較用に取りおいてあります。

 ⑨圧送中 抜取量5.1 給油量2.3

廃油モニターにちょっと変化!
ほうじ茶ラテ色の廃油が見えてくるようになりました。
隣のビン詰め廃油と比べると変化していることがわかります。

 ⑩1回目圧送交換完了、クリーニング開始

クリーナーモニターの内部が現在ATF内に循環しているATFです。
少しは透明感が見えてきていますが、お隣の新油と比べるとまだまだ黒ずみがはっきりしていて、透明感もまだあまりない状態です。

 ⑪1回目クリーニング終了

1回目の圧送が終了し、クリーニングが完了したところです。
ひとつ前の⑩のクリーニング開始直後の⑩クリーナーモニターの状態と比べると、黒味が増しています。
経年のATによくみられる現象ですが、クリーニングでの循環をしている間に内部の汚れが落ちてさらに黒ずみが増すことが殆どです。

 ⑫こちら3回目圧送交換、クリーニング完了

なかなか黒ずみが取れず、追加の10リットルをご提案して圧送を。


これからのドライブが一段と楽しくなりますね。
トリートメント剤を添加しているので、こちらもまたじわりじわりと効果を発揮しますので、また次第に変化していくことでしょう。


ご利用ありがとうございました。


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当店は外注ではなく、自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
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