トルコン太郎設置店 ATF圧送交換施工 ワイズガレージ東京
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会社案内簡潔に・要点だけと思っても、どうしても説明臭くなってしまうトルコン太郎の整備事例。どうぞお付き合いください。
弊社ウェブサイトのトルコン太郎圧送交換の事例をご覧になり、群馬県からご来店いただきました。
しかもご来店はトータルで2回。
1度目はチェック、2度目は施工。
なぜなら7シリーズをベースにアルピナ仕様に変更されているため、アルピナのシリアル情報ではトランスミッションで使用されているパーツが数種類出てきてしまい、実車チェックが必要だったからです。
ドライブがてらお越しいただきました。ありがとうございます。
現在の走行距離は約122,288km。
■今現在はシフトショックなどの不調は感じていない
■過去交換履歴不明
■これからも長く大切に乗っていきたい
■全体的なリフレッシュにてオイルパンを脱着しての内部の清掃ご希望
現車チェック、オイルパンは再利用可能なタイプにてガスケットとストレーナが交換できることが分かりました。(ガスケットのタイプも数種類出てきました)
圧送施工後のご感想を先にお知らせします。(待ちきれない)
■アクセルフィーリングが上がった
■今までの感覚でアクセルを踏むと思いがけない反応で驚いた(喜び)
■空回り感を感じなくなった
■全体的に走りが変化した
施工前にも不調はありませんでしたが、これだけの変化を感じられると嬉しくなりますね。
オイルメンテナンスは定期的にこまめに施工するとお車の持ちも違ってきます。
特に駆動系のトランスミッションのメンテナンスは、乗り心地を司る部分であることはもちろん燃費にも影響を及ぼします。
当初の車両情報だけでのお見積り時点では、オイルパンASSYの見積りが出ていたのですがそちらが税抜き15万円、さらに国内在庫なしで海外バックオーダー。部品が届くのは何週間後なのか、何か月後なのかはオーダーしてみないと分からない状況。
いっぽう、ガスケットだけの情報も同時に数種類出てきたため、そちらだと部品代は数万円、国内在庫ありですぐに施工可能。
そんな状況だったら、可能性を求めて探求したいですよね。
そして、使用するATFは純正品は高額(10,000円/1リットル以上)で圧送するには向かないため、適合の取れているワコーズのセーフティスペックを使用して圧送交換します。
弊社はワコーズ正規取扱店のため、ATFを常時在庫しています。
圧送交換の可否はアタッチメントの適合確認ももう既に可能と判断できていましたので、部品もご用意出来たらすぐに圧送に取り掛かれました。
オイルパンを取り外す前には、WYNN'SのATフラッシュをATFに添加、前もって数十分ほどエンジンスタートでトランスミッション内にいきわたらせAT内部を洗浄してあります。
ちなみに、このATフラッシュはトルコン太郎のような圧送交換施工時にしか使用できません。
ドレンアウト交換の際にはフラッシング剤は使用不可の注意書きがあります。その圧倒的な洗浄力のため、薬液が残留すると内部を傷めてしまう可能性があるためです。
適合する部品、特にガスケットが命、これが無かったらオイルパン取り付け不可で大変なことになります!
なので、部品の適合確認ってすごくすごくすごく大切なんです。
オイルパンと一緒に外れたガスケットが用意した新品ガスケットと色も同一で、なんとなく一安心(笑)
マグネットの状態は、12万km走行にしては鉄粉の状態もほどほど。廃油もサラッとした汚れぐらいのため、もしかすると定期交換してたかも!?の印象。
このあとオイルパンは清掃して再使用します。
BMWは基本的にオイルパンは樹脂製のためアッセンブリー交換なので、今回はこの部分でかなり費用が圧縮されました。
ATオイルパンの淵にはガスケットの残骸などが残っているので、こちらもしっかりと除去して清掃。
画像はまだ途中段階。(もちろん、もっときれいになります)
この後の画像が撮れなかったのですが(タイミング合わず!)、清掃した後はストレーやコネクタスリーブも新品変交換。
ご覧の通り、21個のボルトで止まっているのでボルトを締めるだけでもかなりの時間がかかります。
もちろん、規定のトルクでしっかりと。
じつはこちら2回目の圧送です。
一番右側の廃油モニターとそのお隣の廃油サンプルと比較すると、廃油モニターに若干の赤みが見えますね。
1回目の圧送ではまだこのくらいの変化です。
圧送交換はドレンアウトよりも油量を多く使用するので、その分費用は掛かりますが効果は比べ物になりません。先述しましたが、交換後のその変化はトルコン太郎での圧送後は効果が体感が出来るので満足度も違います。
ワイズガレージでは圧送の回数をこまめに設定し段階的に施工して、途中段階でATF状態を確認しながら圧送するので、交換が足りなかったり過剰だったりすることが避けられます。
そしてそんなことが可能なのが、このまーるいドーム型のモニター。
左 新油モニター・・これから圧送される新しいATFが見えます
中 クリーニングモニター・・現在、トランスミッションに充填されているATFが見えます
右 廃油モニター・・トランスミッションから抜き取られた廃ATFが見えます(AT内には二度と戻りません)
廃油モニターに見えるオイルが、現在のトランスミッション内に充填されているATFです。
トルコン太郎ではATFを少量ずつ自動的に抜きつつ、新油を充填していきます。
圧送ではエンジンを稼働してトランスミッションを動かしながら交換するため、バルブボディや各ホース類の内部に残留するATF(おおよそ2~3リットルかそれ以上)を、圧送しながらすべて新油に交換していきます。トルコン太郎の偉いところはその浮遊している鉄粉やスラッジもストレーナを通してろ過していきます。
2ラインのため廃油はそのまま廃油缶へ排出されますので、ミッション内に再び戻ることはありません。
そんなに良いものなら、どうして一般的に普及していないのでしょうか?
トルコンチェンジャーを持っている店舗は多いですが、圧送交換を可能にするためにはATオイルクーラーに接続するためのアタッチメントが必要で、そのATオイルクーラーは各メーカー、各車種で異なりそのアタッチメントが限りなく種類があるため全てを揃えることがまず難しいからです。
一つのアタッチメントが数万円する場合もあり、なかなか現実的ではありません。
その点をクリアしているので、ワイズガレージでは輸入車のほとんどが圧送可能です。
圧送が始まるとあとは自動的に設定した油量までATFを圧送して、自動的にクリーニングをかけてくれます。
あと数回圧送をして、ご希望の新油と同じ状態まで交換を完了、最終油量調整(実はこれが一番時間がかかるのです)して最後にオーナーにご一緒に同乗走行していただきました。
そして、最初にご紹介したご感想をいただきました。
お車を大事にするお手伝いが出来、お役に立つことが出来ました。
ご利用ありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・
自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)。
そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?
■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績
■BMW各整備の事例ブログです
BMWメンテナンス入庫一覧ページ
■BMWトルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
BMW トルコン太郎入庫一覧ページ2
トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ
前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。
【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)
上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。
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ワイズガレージ
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