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トランスミッション性能低下
ローギアのままシフトチェンジしない ボルボ V50
トルコン太郎DCTオイル圧送交換

フラッシング剤を使用

走行距離は約68,407km

 東京 日野市よりご来店

今回ご利用のV50、各不調症状のご相談とトルコン太郎での圧送交換お見積りのご質問をいただきました。
車両情報から適合確認等をとり、不調症状のご連絡からおおよその圧送交換に必要になるであろうDCTオイル量などを計算し、概算お見積もりをご案内ののちご入庫のご予約をいただきました。


まずは現状のお車の状態のお話から。
トランスミッションセイノウテイカの表示が出て
■ローギア(おそらく3速固定)のままシフトチェンジせず
■エンジンを切ってかけなおしたら表示がなくなった
■それ以降表示も出ていないけれど
■心配だからDCTオイル圧送交換を考えている

走行距離はまだ68,000㎞。
過走行というにはまだまだの走行距離です。
ですがDCTはオイル交換を施工しているお車は少ないため、おそらくこちらV50もオイル交換施工されていないと予想します。

ボルボのDCT変速ショックなどのご相談は想像以上に多いです。
そして、その多くはオイルの劣化により引き起こされているものばかり。
ショックを感じ始めるともう症状は進行しているため、そのまま何も手を打たず走り続けるとショックが大きくなり次第に変速しなくなり、最終的にはトランスミッションを交換するしか方法がなくなってしまいます。(約70万円~の費用)


車の取り扱い説明書にはDCTオイルの定期交換は記載されいているので本来はDCTオイルは交換出来るものなのですが、あまり交換を提案される機会に恵まれていないようですね。


ボルボでよくご相談いただく内容をまとめたページをご覧ください。
ボルボ トランスミッション不調ご相談事例ページ


 社外DCTオイルご提案


ここからはDCTの説明ですので、ほかのブログと重複する部分がありますがご覧ください。
先程から話題に上がっているDCTとは、高性能車や高級車に装備されることが多いデュアルクラッチトランスミッションの略です。
こちらが駆動効率が非常に高い反面、構造が複雑・そして重量があり・なかなかコスト面ではデメリットが多いというのが大きな課題のよく言えば進化途中、悪く言えばまだまだトラブルも多いシステムです。
ボルボでの変速ショックやシフトチェンジ(PからD、RからDなど)の際のショックにお悩みの方は多いです。


トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっています。
そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のオイルを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに効果が期待されます。
トルコン太郎には3つのモニターが設置されていて、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。

左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。


 抜取量5.6リットル 給油量3.2リットル


1回目の圧送交換も終盤。
廃油モニターの色がカフェオレ色になってきました。
新油と廃油が混ざり合っている状態です。

その左隣にはトランスミッションに入っていたDCTオイルの比較サンプルです。
真っ黒です。
一番左の新油と比べると、本当にこの透明感溢れるオイルがここまで真っ黒になるもの!?とにわかには信じられません。

 1回目の圧送交換終了


圧送交換が終わったら10~30分間ほどクリーニングを自動的に施工します。
トルコン太郎内部に設置してあるフィルターを循環させてのクリーニングです。

クリーナーモニター(トランスミッション内のオイルの状態が見えます)内のオイルは、比較廃油モニターと比べると、若干色が薄くなりました。
が、まだしっかりとキレイな状態ではなく、ご希望ではしっかり新油と変わらない状態までの圧送のご希望のためつづけて2回目の圧送へ。

 2回目圧送スタート


廃油モニターにトランスミッションから抜き取られていく廃油が。

 抜取量5.4リットル 給油量3.1リットル


トランスミッションには新油が供給されています。

 抜取量6.0リットル 給油量3.8リットル


圧送は続きます。
クリーナーモニターに見えるDCTオイルの色がそろそろ変わる頃です。

 抜取量6.0リットル 給油量4.9リットル


ATFに限らず、潤滑油や作動油は透明感が命です。
にごり=スラッジや不純物の存在と考えるとすると理解しやすくなると思います。
クリーナーモニターに見えるオイルが、トランスミッション内のオイルの状態です。

 2回目の圧送交換完了


交換後は、フラッシングでスラッジ等を落としたトランスミッション内を保護する役割のWYNN'Sトリートメント剤を添加しました。
これで保護と劣化への対応はばっちり。


DCTオイル交換は、半日ほどのお時間はかかりますがご来店当日に施工可能です。
ですので、朝ご来店の際に感じていたショックや変速のフィーリングを忘れないうちに、新しいいアクセルレスポンスですとか変速の滑らかさを新たに体感できるので皆さん驚かれます。
新しい車に乗っているみたいだ!と感想をいただきます。


愛車が生まれ変わったら、こんなにうれしいことはありませんよね~!!!
ご利用ありがとうございました。


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当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

トルコン太郎圧送交換とは!?トップページ
●トルコン太郎の説明やトランスミッションに不調が起こる理由などを簡単にご案内


ボルボ
●バッテリー持ち込み交換やブレーキパーツ持ち込み交換整備、トルコン太郎圧送交換の各メンテナンスリンク一覧あり No.265

 
●ボルボあるあるのトランスミッション不調のページ
不調が起きやすい理由や、不調症状の一覧などご案内 No.544

ボルボ換 
●トルコン太郎でのATFやDCTオイル圧送交換 ご入庫事例の簡単な情報と症状などの一覧ページ 


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前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。

【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号 
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)

上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。

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