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【動画あり】トヨタ ヴェルファイア CVTフルードをトルコン太郎で圧送交換・フラッシング剤を使用してクリーニング力アップ

 東京 東久留米よりご来店

2022年1月27日 更新

トヨタヴェルファイアのCVTフルードをトルコン太郎で圧送交換しました。
その時の圧送交換の様子を動画にしました。
フルードの色の変化が分かりやすいように、3倍速です。
1回目と2回目の圧送それぞれご覧ください。

■現在の走行距離は約10万2000㎞。

■ご来店1か月前に中古車で購入した
■過去交換履歴不明

■現在、体感する不調はないけれどこれから長く乗っていきたい
■全体的なリフレッシュにてオイルパンを脱着しての内部の清掃ご希望


CVTフルードはグレードの高いアイシンのCVTFで圧送しました。
圧送施工後のご感想を先にお知らせします。
■走り出しがスッと出るようになった
■空回り感を感じなくなった
■シフトチェンジをほぼ感じないほどスムーズになった


オイルメンテナンスは定期的にこまめに施工するとお車の持ちも違ってきます。
特に駆動系のトランスミッションのメンテナンスは、乗り心地を司る部分であることはもちろん燃費にも影響を及ぼします。
「ATF交換は不要」は神話です


 圧送交換2回目


圧送交換はドレンアウトよりも油量を多く使用するので、その分費用は掛かりますが効果は比べ物になりません。先述しましたが、交換後のその変化はトルコン太郎での圧送後は効果が体感が出来るので満足度も違います。

ワイズガレージでは圧送の回数をこまめに設定し段階的に施工して、途中段階でCVTFの状態を確認しながら圧送するので、交換が足りなかったり過剰だったりすることが避けられます。

そしてそんなことが可能なのが、このまーるいドーム型のモニター。
左 新油モニター・・これから圧送される新しいCVTFが見えます
中 クリーニングモニター・・現在、トランスミッションに充填されているCVTFが見えます
右 廃油モニター・・トランスミッションから抜き取られた廃ATFが見えます(AT内には二度と戻りません)


廃油モニターに見えるオイルが、現在のトランスミッション内に充填されているCVTFです。
トルコン太郎ではCVTFを少量ずつ自動的に抜きつつ、新油を充填していきます。
圧送ではエンジンを稼働してトランスミッションを動かしながら交換するため、バルブボディや各ホース類の内部に残留するCVTF(おおよそ2~3リットルかそれ以上)を、圧送しながらすべて新油に交換していきます。
2ラインのため廃油はそのまま廃油缶へ排出されますので、ミッション内に再び戻ることはありません。

そんなに良いものなら、どうして一般的に普及してないのでしょうか?
トルコンチェンジャーを持っている店舗は多いですが、圧送交換を可能にするためにはATオイルクーラーに接続するためのアタッチメントが必要で、そのアタッチメントが限りなく種類があるため全てを揃えることがまず難しいからです。

 圧送交換前に、オイルパンを取り外して整備施工しています

画像は、フラッシング剤(約350㎖)を注入する前に、その抜き取った分の廃油です。
状態としては、サラサラのイメージの強いCVTフルードが少々とろみがあり、振ってみると重い反応をする印象です。ご覧の通り、当然その色は真っ黒です。

こちらは、圧送交換前の比較用の廃油サンプルとして取り置きしておきます

そしてWYNN'SのATフラッシュをATFに添加したあとには数十分ほどエンジンスタートでトランスミッションから各クーリングホースなどにいきわたらせ、AT内部を洗浄し汚れが落ちやすく下準備してあります。
ちなみに、このATフラッシュはトルコン太郎のような圧送交換施工時にしか使用できません。
ドレンアウト交換の際にはフラッシング剤は使用不可の注意書きがあります。その圧倒的な洗浄力のため、薬液が残留すると内部を傷めてしまう可能性があるためです。

 フラッシングのあと、ATオイルパンを取り外し

今回ご利用のスペシャルコースでは、圧送交換の前にATオイルパンを脱着し、内部の鉄粉やスラッジを物理的に取り除く整備を施工します。
チェーンでギア稼働しているCVTの場合は特に鉄粉が多く出る傾向のため、長く乗っていくご予定のお車は鉄粉は早い段階で取り除いておくとのちのちのAT状態を左右します。

その際に、内部のATストレーナも同時に交換、オイルパンのガスケットも新品へ交換しますのでATのオイル漏れの予防整備にもなります。
ガスケットが命、これが無かったらオイルパン取り付け不可で大変なことになります!
ガスケットが出ない車両の場合は、液状ガスケットをするという選択肢もあります。


 マグネットクローズアップ!

ATオイルパン内に設置されているマグネット、こちらをクローズアップ。

マグネットは元の大きさが分からないほど鉄粉とスラッジでまるまると大きくなり、存在感大!
初度登録から10年経過の間い溜まりに溜まった鉄粉。
こうして実際に目にすると、説得力があります。

ここに吸着されていない鉄粉はCVT内に舞い、AT内を縦横無尽に移動しているという事です

 クリーンアップ

はい、清掃したマグネットはすっかりちっちゃくなり鎮座しています。

日本車の良い所は、再利用できる部品設定が多いことです。
今回のATオイルパン内部清掃の際も交換するのはストレーナ(消耗パーツ)と、ATオイルパンガスケット(消耗パーツ)です。
オイルパン自体は既存のものを清掃して再利用します。
ですので、マグネットと同時にオイルパンも清掃してクリーンアップしました。
画像のオイルパンは新品ではありません。


 オイルパン全体

 一目瞭然ですね

10年、10万km走行している間に、AT内部に取り付けてあるATオイルストレーナはこのように真っ黒にスラッジが付着して元の色が分からないほどに。
もとは新のシルバー色です。

 そして、圧送交換完了の一枚

ATオイルパンを車体に取り付け、そのご一番最初に動画でご案内した圧送交換を施工したわけです。


今回は定期交換の延長線上のスペシャルコースでの圧送交換でしたので、2回の圧送である程度のところまでの交換で完了しました。
まだ色味は若干の黒味が残りますが、透明感としては十分。


圧送交換が完了したら、最後は湯量調整をする前にトリートメント剤を添加しました。
そしてすべての施工が完了したのち、オーナーと一緒に試乗させてもらいました。
そして一番最初にご案内したご感想をいただきました。

ご利用ありがとうございました。





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見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。



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