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インプレッサスポーツ GT7
リニアトロニックⅡ

トルコン太郎でCVT圧送交換

 スバル インプレッサスポーツご入庫

令和2年式、4万km走行車両。
まだまだ新しく、圧送交換の必要があるの?と思う年式です。

オーナーのお話を伺いました。
ご利用状況が年間走行距離2万㎞と多目、これからも長く乗っていくご予定のため不調が出る前に新車のころからATメンテナンスをしっかりしていきたいというご希望がありました。

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 もちろんご利用いただけます

ネット情報ではCVTFの交換の賛否がいろいろありますが、どんな状況にせよ交換したほうがお車にとっては良いメンテナンスです。
そしてトルコン太郎での圧送交換でしたら、どんな過走行車両でも過去未交換でも交換可能です。

そして今回CVTFを圧送交換した後、新車から乗っていて不調は無かったけれど圧送交換後のトランスミッションが一番調子が良いとのご感想をオーナー様からいただきました。

GT7インプレッサのCVTFは専用油種リニアトロニックⅡをご用意。

 スペシャルコースでのご希望

ご希望で完全にリフレッシュしたいとのご希望のため、スペシャルコースをご提案。スペシャルコースではATオイルパンを脱着して内部を清掃、バルブボディのATオイルストレーナを交換する整備を施工します。

画像は新品のATオイルストレーナ。
ATオイルパンガスケットは液状を使用している車両です。

 なぜ液状ガスケット。。。。

スバルはATオイルパンガスケットに液状を使用する車両ばかり。
今までスペシャルコースをご利用のスバル車はすべて液状ガスケットを使用。

この液状ガスケット、硬化に時間を置きたいためご来店当日中完了ができません。
もし液状でなければご来店当日中完了が可能な整備です。

画像は取り外す前のATオイルパンの状態です。

 交換前液状ガスケット

無駄なくきれいに塗布されています。

 トランスミッションクリーナを使用します

こちら、圧送交換時にしか使用できないフラッシング剤です。

内部のスラッジ等を落ちやすくする洗剤のようなもので、圧送交換前に添加し20~30分ほどエンジンをかけて細部まで行きわたらせておきます。

 SOD-1plusもご用意

圧送交換が終わった後にSOD-1plusの添加もご提案。
オイルの酸化を防止したり内部ガスケットの効果を防いだりなどの予防効果もあります。
不調症状がなくても予防整備的に使用。

 トルコン太郎に接続

フラッシング剤を添加してしばらくエンジン稼働状態でフラッシング剤を行きわたらせます。

トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっています。
左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。

 廃油を比較用に取り置き

抜き取った廃油は、日の光を通さないくらいに黒ずんでいます。
この黒ずみ=スラッジや細かい鉄粉の存在です。

この後、ATオイルパンを取り外し内部の清掃を施工。

 旧ATオイルストレーナ

こちらが取り外したATオイルストレーナの状態。
一見ただ汚れているだけのように見えますが。


ATオイルパン取り外し、ストレーナ交換

 ストレーナ内をのぞいてみると

鉄粉がこのように大量にみることが出来ます。
このストレーナで取り切れないこれ以上細かい鉄粉はCVTFの中に浮遊しています。

CVTは内部のギアを金属チェーンで稼働させているので、新車からしばらくが一番鉄粉が出やすい状態です。
それらがトランスミッションのジャダーや変速ショックなどの不調を引き起こしますが、不調がなくてもアクセルレスポンスのラグや走り出しのもっさり感などを引き起こす要因にもなります。

 液状ガスケットが硬化するまで時間を置きます

液状ガスケットが硬化したら圧送交換を施工します。
この時間を焦って圧送してしまうと、しっかり硬化していない部分からATFが漏れます。

なぜなら、圧送交換では大きな圧力がかかった状態での交換作業になるため、完全硬化していない液状ガスケットは簡単に突破します。

 圧送交換には20リットルを使用

圧送交換は通常のドレインアウトよりも油量を多く使用するので費用のボリュームが大きくなりますが、その分交換後の変化が大きいため整備の実感を得ることが出来ます。

今回のリニアトロニックⅡはペール缶のみの販売単位だったため20リットルでのご提案でしたが、こちらのインプレッサはトランスミッション容量が10リットルと大容量のため、20リットルでちょうどよい感じ。
これが過走行だったり不調症状がある場合などは20リットルでは十分な量ではない場合も。

やはり健康と同じで、車も不調症状が起こる前の予防整備が重要です。
調子が悪くなってからだと、もっと費用が掛かります。
人と同じです。

 圧送交換完了

画像では圧送交換とクリーニングが完了した後の状態です。
リニアトロニックⅡはキレイな萌葱色(萌黄じゃない方)。

※交換途中の画像が撮れませんでした※

 当初の廃油サンプルとの比較

こうして比較するとその色の変化を大きく感じます。

圧送交換が完了したら、そこで試合終了ではありません。
ここからが本番といっても過言ではありません。

交換にはSOD-1plusを添加しつつ、規定値までの最終油量調整を施工。
トランスミッションにも、この2年間で走り方や変速の癖を学習しているためそれらをコンピュータテスターでチェック&リセット。
調整の際にも既定の温度があるため70度近くまで上がったCVTFの温度を下げる必要があり、それにも時間がかかります。

交換後の走りの変化は、ブログ冒頭にある通りです。
大変喜んでいただきました。

ご利用ありがとうございました。

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