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ATF交換トルコン太郎で圧送
F46 218d グランツアラー

 F46 218dATF定期交換にてご利用

■BMW 218dグランツアラー
■走行距離 約90,000km
■型式 LDA-2E20
■年式 平成29年式
■過去ATF交換履歴は無く、定期交換でのリフレッシュにて圧送交換をご希望にて
■不調症状はない


ホームページお問い合わせフォームからのご連絡をいただき、ご依頼内容やお見積もりなどの打ち合わせはすべてメールで完了、当日は神奈川県よりご予約通りご来店いただきました。

今回、不調はない定期交換(予防整備)にてご利用です。

218ではドライブトレーン異常のアラートが出たり、変速ショックなどの不調症状が出たご相談が多い傾向です。

そのため、実は車種としてはボルボに次ぐご相談が多い車種です。
不調があってもアラートが出たりでなかったりなので、不調が出る前の予防整備が有効なトランスミッションです。

 輸入車の純正ATFは高額が定石ですが

純正ATFは高額で、油量を大量に使用する圧送交換には不向きです。WAKO'S正規代理店にて取り扱いがあるため今回は適合ATFセーフティスペックを使用。

ご希望があり、基本的な洗浄に相当する部分はちょっとお値打ちなセーフティスペック(赤色)で圧送してトランスミッション内部をクリーニング、最終的なトランスミッションへの充填ATFはプレミアムスペック(黄金色)にて施工する予定です。

輸入車のATF交換は圧送交換を取り扱っている店舗が少ないうえに通常のドレンアウトでの交換もあまり積極的にはお勧めされない整備です。
この辺の事情はこちらで→点検・整備のトップページはこちらからどうぞ

トルコン太郎を始動する前に、フラッシング剤(Wynn’s社製の添加剤)を添加してしばらくエンジンをオンにして添加剤を隅々までいきわたらせています。トランスミッション内やホース内のスラッジ等を落ちやすくするための洗浄剤です。
このフラッシング剤は、ドレンアウトでのATF交換には使用が禁止されています。なぜならスラッジを浮かせて排出しやすくするための薬剤が強力なため、もし残留してしまうとAT内部を損傷させてしてしまうものだからです。

 トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ

圧送交換後にはSOD-1Plus添加予定

こちらの添加剤は、走行しながら汚れを分解洗浄し、スラッジの除去、トランスミッション内部で使用されているOリングの柔軟性回復による油圧リーク防止が出来るものです。

【期待できる効果】
■洗浄(ストレーナ、クラッチディスク、バルブボディ、オイルクーラー)
■発進時のジャダー、変速ショック、滑りの防止や改善
■オイル漏れ、にじみの予防や改善
■スムーズなシフトチェンジ
■走行時の異音、うなりの軽減、改善
■Oリング効果防止、柔軟性の回復


最近のトランスミッションは密閉型のため、ATFチェック用のゲージが装備されていないものがほとんど。油量は決められた温度で決められた油量をコンピュータ診断機を使用して調整しなければならないため時間と知識や機器が必要になります。
そのため気軽にATFが交換出来なくなり、ATF未交換のお車が増えてきている現状です。

 廃ATFはこちら

フラッシングが完了した比較用ATFを少々抜き取ってみました。
こちらが9万km走行をトランスミッション内部で、ATの機構を守りつつ頑張っていたATFです。
見た目は真っ黒で、状態は少々トロミが見えるのでここでリフレッシュ交換は良いご判断!(本当は3~4万km頃の交換が好ましいです)

ご覧の劣化したATFがAT本来のパフォーマンスをサポートできるはずがなく、燃費や性能、加速感などにロスを発生させています。
そのため、圧送交換後は燃費が良くなったり、トランスミッションのアクセルレスポンスが良くなったりの反応が見えるので変化が体感できる整備です。

車両側のATオイルクーラーにアタッチメントを取り付けスタンバイ

圧送交換を待つ廃油

 車種専用アタッチメントがあれば圧送交換可能

ATオイルクーラーにアタッチメントを取り付け、トルコン太郎に接続します。

 トルコン太郎での圧送交換開始

■1回目圧送交換開始 抜取量1.4リットル、給油量0.0
セーフティスペック(赤色)で基本的な圧送交換をまず施工します。

トルコン太郎にセットされているモニター(透明のドーム型のもの)は、それぞれ担う役割があります。
左 新油モニター
中 クリーニング中のオイルモニター
右 廃油モニター


真ん中のクリーニングモニターに見えるATFが、トランスミッション内に充填されているフルードです。
トルコン太郎は廃油を抜きつつ、新油を圧送して注入しながらトランスミッション内のフルードを段階的に入れ替えます。
エンジンオン状態でATFを圧送し交換しながら、トランスミッション内のクーラーホース内やバルブボディ等の隅々に残留する廃フルードを排出します。

 ■1回目圧送交換開始 抜取量4.2リットル、給油量2.7

 ■1回目圧送交換開始 抜取量7.5リットル、給油量5.4

 ■1回目圧送交換開始 抜取量11.2リットル、給油量9.5

 ■1回目圧送交換開始 抜取量17.0リットル、給油量15.8

まだまだブログは続きます

ATF圧送交換は続きます

 1回目圧送交換終了

■セーフティスペックでの基本的な圧送交換が終了。現在クリーニングモードで内部のATFを圧送しながらクリーニングしています。

真中のクリーナーモニターの色味は少々黒いですが、よく見ると当初の真っ黒で光も通さなかった状態から、若干の透明感が確認できるようになりました。
(目視だともっと明るい赤色に見えるのですが、iPhoneのカメラだとこの状態になってしまうのです。。。)

良い感じにいったん基本的な洗浄が完了しました。

 ■2回目圧送交換開始 プレミアムスペック充填開始

1回目のクリーニングが完了したら、お次はプレミアムスペックで圧送してそのまま充填します。
新油にはまだ残留したセーフティスペックが見えますが、すぐにプレミアムスペックにとって代わります。ご安心ください。

 ■抜取量2.0リットル、給油量1.2



新油にはプレミアムスペックがスタンバイし、給油がどんどん進んでいます。

 ■抜取量2.0リットル、給油量4.0

 ■プレミアムスペックでの圧送と充填が完了


真中のクリーナモニター内に見えるATFの色が明らかに変わりました。
若干のピンク色はセーフティスペックの色味が混ざったからですが、ここまでの透明感が得られればほとんどプレミアムスペックに置き換わっている状態です。
こちらで圧送交換は完了ですが、これではい終わりではありません。

ここから、sod-1Plusを添加し、最後のテスターを使用しての最終油量調整が非常に時間がかかるものです。
外部診断テスターを使用して油温をチェックしながら、規定の温度での油量を調整する必要があります。
しかも、圧送交換を施工している間はずっとエンジンオンで稼働しているため、油温は60~80℃くらいまで上昇してるため、ATFはあっつあつです。それを既定の油温まで冷却(40℃前後まで)するのにお時間がかかります。

圧送交換が完了しても、なかなか油温が下がらずに作業がストップしてしまうということも多いですね。
また、圧送交換後に添加したトリートメント剤の効果がじわりじわりと効いてきますので、走行ごとにどんどん馴染んでいきます。
リフレッシュ交換が完了しました。

ご利用ありがとうございました。


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見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■BMW各整備の事例ブログです
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■BMWトルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
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