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ミツビシ アウトランダー
トルコン太郎でCVTF圧送交換
15万5000㎞ 平成19年 DBA-CW5W

 東京都内よりご来店

お問い合わせフォームからミツビシ アウトランダーのCVTF圧送交換作業の可否とお見積もりのご質問連絡をいただきました。

【ご相談内容】
今までも大切に、5万kmごとにCVTフルードは交換してきた。
これからも長く乗り続けるためにリフレッシュをしたい。
ATオイルパンを脱着して鉄粉等の除去を希望。

CVTFの圧送交換もお任せください。

メールのやり取りで概算お見積りのご連絡や部品のご用意などは完備。
ご予約当日はご来店からすぐに作業に取り掛かります。

今まで定期的にドレンアウトでCVTFの交換を施工していたとのことで、内部の鉄粉がどんな状況なのか興味津々です。


【お車の情報】

■三菱 アウトランダー
■型式: DBA-CW5W
■走行距離: 15万5000㎞
■年式:平成 19

 ATオイルパンを取り外す前の準備があります

ATオイルパンを取り外す前には、圧送交換時にしか使用できないWynn’s(ウインズ)のATフラッシング剤を添加します。
こちらのWynn’s製品、代理店登録地域を重複させないような販売方式のため、量販店などでも取り扱いを見ないためあまり周知されていない印象ですが、レース業界や整備業界では一般的です。

ATフラッシュを添加してから数十分、エンジン稼働状態でトランスミッション内部はもちろん、CVTFが通る油路全てに行きわたらせ、スラッジや鉄粉を除去しやすくしておきます。


 ATオイルパンを取り外し

ATオイルパンを取り外す整備は一見簡単に見えますが、過去に一度も取り外されたことがないであろう固着したボルトの取り外しのテクニックや、ATオイルパンに充填されている廃CVTFの取り扱いなどで車両の状態位によっては時間がかかることもあります。

アウトランダーも19年式、かなり固着していましたので新品ボルトをご用意して交換。

 オイルパンが外れました

ボルトが固着しているということは、もちろんガスケットも硬く固着している状態と想像できます。

新品のガスケットをご用意していますので、こちらも後でしっかり交換します。
そのままの状態で新品ガスケットを取り付けると、オイル漏れの原因になるため、オイルストーンで固着したガスケットをしっかり除去し、接地面を滑らかに処理します。

 オイルパン内部の状態は

画像でご覧いただくと分かるように、ドロッとした内部の状態。
こちらはスラッジや鉄粉で内部表面が覆われています。

↓ではマグネットの状態をご覧ください

 マグネットの鉄粉

5万kmごとにドレインアウトでCVTFを交換していたとのことですが、やはりCVTは鉄粉が出やすいトランスミッションのため、15万kmのあいだ鉄粉をキャッチし働いた部品です。

CVTF定期交換されていた情報もありますが、やはり初度から2年、2万kmそうこうほどでほとんど鉄粉が出きってしまうんでしょうね。
しっかりと細かな鉄粉が盛り上がって付着しています。

集められた鉄粉で丸くドーナツ状に盛り上がっています。


 ATオイルストレーナ

こちらのアウトランダーでは、ATオイルストレーナはバルブボディと一体型のため、部品単品供給が有りません。つまり、バルブボディごとの交換しかないということです。

ですがバルブボディ交換となると部品代だけで数十万円するため、現実的ではありません。
そこで、ワイズガレージでは既存品を清掃して再利用します。
ストレーナが金属製の場合だけこの方法が取れます。



 清掃後

まだ簡易的な清掃ですが、大まかに鉄粉やスラッジを清掃するとこのような状態に。
上の画像と比べてみると、かなり状態は異なりますね。

 清掃後のATストレーナ

比較できるように同じ方向から撮影すればよかった。。。と反省です。
上の画像だとまるで新品の様ですが、近接すると使用感が分かります。
クリーニングして再利用です。

 圧送交換開始

今回は残念ながら圧送中の画像がほとんどありません。(タイミング合わず)
ですが、CVTFの状態は定期交換してらしたためか大きく汚れていることもなく通常の圧送交換で対応可能でした。

ATオイルクーラーにアタッチメント(アダプターとも言いますね)を取り付け、トルコン太郎に接続。
トルコン太郎には3つのモニターが設置されていて、各モニターでは圧送交換中の各オイル状態が確認できます。

左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態。
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイルの状態。
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態。


一番右の廃油モニターには、トランスミッションから抜き取られている廃油が見えています。
真っ黒ですね。
トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。


SOD-1Plusを最後に充填
圧送交換前にはATFが漏れていたことから、トランスミッション内部のガスケット等も経年等の劣化があると思われますので、万能添加剤SOD-1Plusを添加してさらに予防効果をアップ!

あとはテスターを使用して既定の油温まで温度が下がったら、油量調整とコンピュータのリセットを施工します。
圧送交換はこれで整備完了です。


ご利用ありがとうございました。


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トルコン太郎圧送交換のご相談は随時受け付け

当店は外注ではなく、自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

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