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メルセデスベンツ A180スポーツ W176
DCTオイルのトルコン太郎圧送交換でスムーズな乗り心地を取り戻します!

 横浜市よりご来店

■メルセデスベンツ A180スポーツ
■初度登録平成25年
■型式 DBA-176042
■走行距離 約54,000km
■純正オイルは MB236.121のデュアルクラッチ【DCT】

◎現状は気になる不調などはないけれどメルセデスDCTオイルは変速ショックなどの不調が出やすいと聞き、定期交換リフレッシュにて圧送交換をご希望

まず先に圧送交換後のユーザー様のご感想をご案内します。
「今まで何も不調はないと思っていたけど、交換後では発進時がスーッとストレスなく進む力を心地よく感じた」
と、変化を感じていただけたようです。



①ATオイルクーラーはこの奥底に位置

②エアクリーナボックスを取り外してアクセス

 メールやり取りで概算お見積もり打合せ済み

定期交換でのATF圧送交換の場合、車両情報や走行距離・作業内容のご希望などを前もって伺えば概算での費用をご連絡して打合せしています。
圧送交換は油量を多く使用し高額整備になりがちなため、ご予算などもあれば先にお伺いしています。


【画像の説明】

①圧送交換では、通常のドレンアウトとは異なりATオイルクーラーからオイルを抜き取りつつ注入して交換します。そのATオイルクーラーがエンジンルーム奥底に位置するためそこまでまずアクセスして、作業領域を確保します。

②まずはエアクリーナボックスを取り外しています

③オイルクーラーへアクセス

④DCTオイルクーラーはこちら

⑤専用アタッチメントが必要です

 ATオイルクーラーへアタッチメント取り付け

圧送交換には車種専用のアタッチメントが必要で、車それぞれのATクーラーラインが形状も設置場所も全く違うため、全ての車種に対応しようと思うと細かいものから組み合わせ違いで軽く150種類を超えるアタッチメントが必要です。
そしてまたそれが一つあたり数万円、なかなか全てを揃えることは至難の業です。
ですがその問題をクリア出来たのでこうして圧送交換を提供することが出来るようになりました。

④このDCTオイルのATオイルクーラーはDCTオイルフィルターごとです。

⑤ATオイルクーラーを取り外し、トランスミッションとの接合面へ車種専用アタッチメントを取り付けます。

 アタッチメント経由でホースをトルコン太郎へ接続

圧送交換前段階では、圧送交換の際でしか使用が出来ないウィンズATフラッシュを入れ20~30分ほどエンジンをかけて添加剤を隅々まで行きわたらせ汚れが落ちやすくなるように前準備をしてあります。

併せて、トランスミッション内のDCTオイルの油温も上がるので交換効率も上がります。

⑥圧送交換開始 抜取量0.6 給油量0.0

⑦抜取量4.5 給油量0.5

 圧送交換開始です

圧送交換する油量を設定、クーラーラインモードで圧送交換・全自動交換スタートします。

左 【新油モニター】新油の状態が確認可能
中 【クリーナーモニター】圧送交換中のATFの状態が確認可能
右 【廃油モニター】ATから抜き取られた廃ATFの状態が確認可能 


圧送交換ではエンジンを稼働してトランスミッションを動かしながら交換します。
いきなり全部のオイルをジャーっと抜いていきなり新油をドバっと入れるわけではありません。
そして2ラインホース設定ですので、廃油はそのまま廃油缶へ排出されますので、ミッション内に再び戻ることはありません。

⑥の画像でご覧いただいける通り、トランスミッション内やトルクコンバータ、各ホース内に残留する廃ATFはこのように真っ黒の状態です。

⑦トルコン太郎が自動的に少しずつ廃油を取り出し、新しいATFを圧送して徐々に交換していきます。最大限に廃油の抜き取りが進み、給油も開始。

⑦抜取量8.0 給油量4.4

⑧抜取量9.0 給油量5.6

 DCTオイル圧送交換中

今回使用したDCTオイルは、純正品ではなく社外DCTオイルでのご提案です。

⑧抜取量9.0 給油量9.0

⑨圧送交換完了、クリーニング中

 圧送交換完了、クリーニングに切り替わります

圧送交換が終わったら終了、ではなくこんどはトランスミッション内~トルコン太郎の間で圧送しながらろ過します。

圧送交換はここで終了ですが、まだまだやることは盛りだくさん。

・添加剤SOD-1plusをシリンジで注入(密閉式のオーバーフローだから)
・油量調整のために、既定の温度に下がるまで待機
・テスターでの監視のもと油量調整(密閉式のオーバーフローだから)
・油量調整が終了したら、テスターでのコンピュータリセット(キャリブレーションなど)
・完了後の確認走行

近頃のトランスミッションは、油量確認ゲージのないゲージレスタイプがほとんど。
そのため油量調整はオーバーフローです。特に既定の油温迄下げるのが一番時間がかかります。
油脂なので保温効果ばバツグン。なかなか温度が下がりません。

?なぜこんなに調整に気を使うのか?
この規定値での油量調整がうまくできていない場合、AT挙動の不調や今までなかった変速ショックが出てきたりが現れます。
これがいわゆる「ATFの交換後からATが不調になった」といわれる症状だったりします。(それだけが原因ではない場合ももちろんあります)

 忘れてはいけません、フィルター交換

もちろん、DCTオイルを交換の際にはDCTオイルフィルターも同時交換が必須です。
こちらは交換前のDCTオイルフィルター。

 新品DCTオイルフィルターへ

表面の形状は異なりますが、しっかり車台番号で適合確認済みの社外パーツでのご提案です。

 安心してください、変えてますよ

忘れてはいけません、この↑のガスケット(独特な形状!)もしっかり交換済です。
こちらはATオイルクーラー(DCTオイルフィルターケースASSYと一体型)のガスケットです。
なるべく一度外したりしたガスケットは新品をご用意して交換します。


圧送交換後は冒頭でもご紹介している通り、リフレッシュの定期交換でここまでの変化があるなんて、と大変喜んでいただきました。
ご利用ありがとうございました。



トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ
自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)

お問い合わせはお気軽にどうぞ。


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■メルセデス各整備の事例ブログです
メルセデスベンツ メンテナンス入庫一覧ページ


■メルセデストルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
メルセデスベンツトルコン太郎入庫一覧ページ2



・・・・・・・・・・・・・・・・・




前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。

【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号 
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)

上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。

トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

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営業時間 9:00~19:00 土曜営業

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