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低速域でのシフトショックをDCTオイル圧送交換で解消
メルセデスベンツ CLAシューティングブレーク 
ATオイルパン脱着内部清掃

 武蔵野市からご来店

メルセデスDCTオイル圧送交換のご依頼です。

【お車の情報】
■メルセデスベンツ CLAシューティングブレイク
■型式: DBA-117942
■走行距離: 約62,000km
■平成: 28年

【ご相談内容】
中古で購入したばかり
1速の出だしと2速への変速時にシフトショックがあり小さいストレスが重なる
圧送交換で解消したい

こちらのCLAのトランスミッションは車体の大きさの割にAT容量が4.8リットルと小さく、日本の過酷な道路事情が追い打ちをかけます。
そのため劣化したDCTオイルが不調症状を引き起こすケースが多いトランスミッションです。

しかしこれも、DCTオイルの定期交換さえしていれば起こることがない不調です。


メルセデスベンツのDCTオイルももちろん圧送交換施工可能です。
車種専用アタッチメントアダプターを各種取り揃えていますので問題なく圧送できます。
今回は圧送交換とDCTオイルフィルター交換、ATオイルパン内部にあるATオイルストレーナを交換をご提案です。



メルセデスのDCTオイル圧送交換事例ブログはこちらでも

メルセデスベンツ A180スポーツ DCTオイル圧送交換リフレッシュ No.609

①新品DCTオイルフィルター

②新品ATオイルストレーナ

③新品プロファイルシーリング

 圧送交換はご来店当日中に完了します

お問い合わせフォームからのご質問にはメールでご連絡済。

その後のメールのやり取りで概算お見積りのご連絡や部品のご用意などは完備。

ご予約当日はご来店からすぐに作業に取り掛かります。
そのためご来店当日中に完了するので、遠方からのご来店でもご利用いただけます。

①DCTオイルを交換するのにフィルターを交換しないわけにはいきませんね。ご用意します。

②ATオイルパンを開けて、内部のATオイルストレーナを交換します。新品をご用意。

③忘れちゃいけない、ATオイルクーラーを取り外すためガスケットももちろんご用意を。

④赤い矢印はATオイルクーラー 白い矢印がDCTオイルストレーナが入ったケース

⑤ATオイルクーラーを取り外しアタッチメントを取り付け

 ATオイルクーラー部のアダプター(アタッチメント)を完備しています

DCTオイル圧送交換はこのトランスミッション上部のホースから圧送します。
圧送交換はオイルクーラーに接続するアタッチメントが無いと施工出来ません。
よくは無しに聞く、「圧送交換の機械はあるけれど圧送が出来ない」というのは、このアタッチメントのご用意が無いためです。

ワイズガレージではもちろんご用意がありますので問題なく作業は進みます。

 ATオイルパンを取り外します

ワイズガレージではただ圧送交換をするだけではなく、各種添加剤も積極的にご案内していますので圧送交換施工前にはWynn’sのオートマチックトランスミッション用フラッシング剤を添加して、内部のスラッジや鉄粉を除去しやすくしておきます。

フラッシングが完了したら、次はATオイルパンを取り外す整備に入ります。

取り外したATオイルパン内部にはざらっとしたスラッジがまとわりついている状態。
縦型設置のオイルパン内部にはマグネット設定がありません。
そのためAT内部で発生した鉄粉やスラッジはATストレーナがこしとる以外方法がありません。
まだベンツはストレーナ設定がありますが、他車種の縦型オイルパンではフィルターはあるけれどこのAT内部ストレーナの設定がないものがほとんどです。

今の車両は、下回りの保護のためアンダーカバーが装備されているものがほとんどです。
そのため各種オイル漏れが発生していてもすぐにわからない車両が多くなっています。

 ATオイルパン取り外し


画像はATオイルパンを取り外した内部、バルブボディです。

トランスミッションの中核をなす本丸です。

 ATオイルストレーナ新旧


奥が取り外したもの、手前がご用意した新品ATオイルストレーナ。

ぱっと見の違いはありませんが、取り外したストレーナの表面はスラッジでぬるっとした状態です。

 取り付け


新品ATオイルストレーナを取り付け。
バルブボディの下に専用スペースがあり、シュコッと差し込むスタイルです。

新品ガスケットを装着

取り外したガスケット

 オイルパンガスケットも新品へ交換

もちろん、一度取り外したオイルパンガスケットは再使用できませんのでこちらも新品へ交換します。

ATオイルパンも既存品を再使用するため、内部を清掃。
もとの位置に取り付け、つづいてようやく圧送交換に取り掛かります。

 圧送交換開始!

トルコン太郎には3つのモニターが設置されていて、各モニターでは圧送交換中の各オイル状態が確認可能。
だから、ちょうどいいタイミングの判断が可能です。

左 新油モニター・・・これからトランスミッションに供給される予定の新油状態
中 クリーニングモニター・・・現在のトランスミッション内のオイル状態
右 廃油モニター・・・トランスミッションから抜き取られた廃油の状態



トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別、廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。


一番右の廃油モニターに見えるのは、トランスミッションから抜き取られている廃油です。

 圧送交換完了


圧送交換はここで終了ですが、これで終了ではなく最終油量調整まで気が抜けません。

◎添加剤SOD-1plusをシリンジで注入(密閉式のオーバーフローだから)
 圧送交換でクリーニングされたAT内部に、万能添加剤SOD-1Plusを添加して次のDCTオイル交換までの予防効果をアップ!
◎油量調整のために、既定の温度に下がるまで待機
◎テスターでの監視のもと油量調整(密閉式のオーバーフローだから)
◎油量調整が終了したら、テスターでのリセット(キャリブレーション)
◎完了後の確認走行


です。
特に既定の油温迄下げるのが一番時間がかかります。
油なので保温効果バツグン。温度がなかなか下がりません。

なぜこんなに調整に気を使うのか?
この規定値での油量調整がうまくできていない場合、AT挙動の不調や今までなかった変速ショックが出てきたりが現れます。
これがいわゆる「ATFの交換後からATが不調になった」といわれる症状だったりします。(それだけが原因ではない場合ももちろんあります)


これで圧送交換の作業は完了です。
トルコン太郎での圧送交換は油量は多く使用するため高額整備ですが、交換の効果を感じることができるので、整備の中でもお車が変化した実感を得やすい整備だと思います。

圧送交換後は低速域のシフトショックは解消、走り出しがサクサクっとアクセルに素早く反応するように。


ご利用ありがとうございました。



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トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ

当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■メルセデス各整備の事例ブログです
メルセデスベンツ メンテナンス入庫一覧ページ

■メルセデストルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
メルセデスベンツトルコン太郎入庫一覧ページ2





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前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。

【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号 
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)

上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。

トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

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営業時間 9:00~19:00 土曜営業

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