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トルコン太郎ATF圧送交換
アクセルを踏んでもなかなか発進しない
BMW MINIS

 東京都日野市よりご来店

ミニ クーパーS(XM20)のATF圧送交換の可否、お見積もりのご質問をお問い合わせフォームからご連絡をいただきました。

もちろん圧送交換施工可能です!

今回はATに不調症状を感じるご相談です。
ご相談事項は下記内容。
●過去ATF交換歴不明
・アクセルを踏んでもなかなか発進しない

・停止寸前、がくんとショックがある
・坂道でなかなかトルクが出ない

【車両の情報】はこちら。
■BMW MINIクーパー
■型式 DBA-XM20
■年式 平成26年
■走行距離 約 112,000km


上記症状を常に感じるようになり、解消方法をウェブで検索、弊社ホームページで輸入車のATFを圧送交換している記事をみてお問い合わせいただきました。
お役に立てれば幸いです。


メールのやり取りで概算お見積りのご連絡や部品のご用意などは完備。
ご予約当日はご来店からすぐに作業に取り掛かります。

当日夕方までには完了するので、行きと帰りでは乗り味の違いを感じられます。

それではさっそく行ってみましょう!!

丸いのがATオイルクーラー

アタッチメントを取り付け

 圧送はATオイルクーラーから

画像ではATオイルクーラーに専用アタッチメントを取り付けている状態です。

アンダーカバーを取り外した先に位置します。

トルクスボルトが固いのなんの、いつも永遠に取れない気分になります。

抜け出た廃ATF・ザ・真っ黒

瓶の壁面にこびりつく漆黒

 廃油はドロッと粘度を感じるほどに


アタッチメントを取り付ける際に廃ATFが抜けます。

ご覧のように真っ黒。粘り気も感じます。

瓶を振ると、内壁にATFがこびりついて茶色の膜が張ったようになるほどの粘度です。

この状態のATFが、いままでAT内に充填され稼働している状態です。
この真っ黒で粘りのあるATFが、変速ショックやシフトの繋がりの悪さを誘発します。

こんな状態のATFを多くみているわたしたちからすると
ATFは未交換でOKなんて言えません (。◔‸◔。)

 トルコン太郎に接続


こちらのXM20に搭載されたATでは、内部にも外部にもストレーナやフィルターの設定がありません。

しかも・・・・


内部にマグネットもない!


AT自体が基本的に非分解に指定されているからなのでしょうが、マグネットはあった方が良いですよね~。。


しかし
容量が少ないうえに鉄粉やスラッジをキャッチする機能がなく、
ATF定期交換も推奨されない環境では
それは不調症状が起こるのは当然といえば当然の流れです。
鉄粉やスラッジがトランスミッション内をグルグルぐるぐる巡っている状態です。

しかもこのトランスミッション、近年の一部の輸入車では主流になりつつあります


アタッチメント取り付け前にはATフラッシュを使用してフラッシングしてあります。
ワイズガレージのトルコン圧送ではATフラッシュを注入してエンジンをかけて数十分。
薬剤による内部の汚れを落ちやすく準備します。

AT内部はもちろん、ATオイルクーラー内やバルブボディ内、各方面へ接続されるホース内部も全てに行きわたらせ圧送交換の効果をさらに高めます。


 トルコン太郎圧送交換スタート


トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別設定、
廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。

そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のATFを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに汚れが落ちます。

トルコン太郎には3つのモニターが設置され、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。

左 新油モニター 

 →これからトランスミッションに供給される予定の新油の状態

中 クリーニングモニター

 →現在のトランスミッション内のオイルの状態

右 廃油モニター

 →トランスミッションから抜き取られた廃油の状態


ATFは純正ではなく、ワコーズのセーフティスペックを使用します。

 圧送交換中 抜取量4.2 給油量3.3

多めの油量でしっかり押し流していきましょう!

というか、多めの油量じゃないと汚れが落ちない予感しかしません (・`_´・)

 圧送交換中 抜取量10.4 給油量8.8

 圧送交換終盤

一見、真ん中のクリーナーモニタ内のATFには何の変化も見えないように見えますが、目視だと廃油と比較すると赤みが勝り透明感も少し感じられるように。

新油と同等のきれいさを求める場合は、あと10リットルは回したいところです。
ただご予算のリミットもあるため今回はいったんここで圧送交換は終了。

11万㎞過去未交換のATFの汚れはしつこかった。。。。
この後は万能添加剤SOD-1Plusを添加。

そのあとにテスターを使用してトランスミッション油温管理をしながら最終油量調整等の作業を施工しまして、あとは試乗などの付帯作業を施工します。
この最終調整を怠ると、トランスミッションの不調を招きますのでしっかりと調整&確認。

交換後のテスト走行では、下記の変化を感じることが出来ました。

◎発進時のモタツキの解消
◎シフトショック解消、ショックが出そうな感じもなくなった
◎新車時の乗り味は知らないけれど、来店時の乗り味とは全く違った車に乗っている感覚
◎こんなに変化があるなら、もっとしっかり交換すればよかったかな!!

のご感想をいただきました。
変化を感じていただけて一安心です!


ご利用ありがとうございました。




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トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ

当店は自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により変動)。

そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■MINIメンテンナンス事例ブログ一覧ページです
MINI メンテナンス事例ページ


■ミニ トルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
ミニトルコン太郎入庫一覧ページ2



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前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。

【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号 
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)

上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。

トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

  お電話・お問い合わせフォームよりご連絡ください

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定休日 毎週 日曜日・月曜日・祝日 各大型連休
営業時間 9:00~19:00 土曜営業

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