
トルコン太郎設置店 ATF圧送交換施工 ワイズガレージ東京
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会社案内ニッサン エクストレイル ハイブリッド(HNT32)のCVTF圧送交換のご依頼です。
CVTFも圧送交換ができると知って、しかも不調を解消できると聞き興味をもち、ネットで検索してご来店いただきました。
ご相談事項は下記内容。
●不調(シフトショック?)を感じる
・自身が所有してからはCVTF交換したことがない
・P→DやD→Pへシフトチェンジ後、ジャダーが出る時がある
・走り出しがもっさりしていて切れが悪い
【車両の情報】はこちら。
■ニッサン エクストレイルハイブリッド
■型式 DAA-HNT32
■年式 平成28年
■走行距離 約 143,000km
過去の交換歴が不明で、ご自身でも交換したことがない。
しかもかなり使用頻度も高く遠乗りも多く、ハイブリッドで10万kmをこえた過走行車両でも交換出来るのかのご相談です。
もちろん大丈夫です。お任せください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
トルコン太郎の概要をまとめたページはこちらをご覧ください。
ご来店からすぐに作業に取り掛かります。
当日夕方までには完了するので、行きと帰りでは乗り味の違いを感じられます。
それではさっそく行ってみましょう!!
新品ATオイルパンガスケット
新品ATオイルストレーナ
今回はCVTの不調解消とこれからも長く乗っていきたいご希望のため、AT内部の鉄粉を除去し、ストレーナ等を交換するコースにてご希望です。
ご来店当日中に完了するために、施工日までの部品のご用意もしっかり。
ATオイルパンは既存品をクリーニングして再使用するので、必要部品はATオイルパンガスケットとATオイルストレーナ、各必要ボルトなど。
CVTオイルは、今回のエクストレイルは14万kmと過走行。
多めの油量を使用する可能性が考えられるので、純正ではなく社外のCVTフルードをご提案しました。
ATオイルパンを取り外す前にはATフラッシュを添加し、トランスミッションやクーラーホースなどCVTFが通過する油路などをフラッシングしてあります。
ワイズガレージでは圧送交換時に圧送効果を高めるため、WYNN’SのATフラッシュの使用を推奨しています。
こちらのフラッシングを使用することによってAT内部はもちろん、ATオイルクーラー内やバルブボディ内、各方面へ接続されるホース内部も全てに行きわたらせ圧送交換の効果をさらに高めます。
このフラッシングをするのとしないのとでは汚れの落ちる程度(速度?)が違います。
ATオイルパンを取り外す前には廃CVTフルードを抜きます。
おおよそ2リットルほど抜けますが、エクストレイルハイブリッドでは全容量が5.9リットルのため半分も抜けません。
全交換できるのがトルコン太郎での圧送交換です。
車体から取り外れたATがこちらです。
内部の表面は全体的にヌルっとしたスラッジで覆われています。
マグネットの鉄粉は、意外と多くない印象です。
近くででご覧いただくとお分かりのように、あまり多く見えません。
もしかすると、過去に1~2度くらいはCVTF交換はされていたのではないかな?の印象です。
ATオイルパン内部のストレーナを交換、マグネットの鉄粉を除去したりしっかり清掃します。
清掃、車体へのオイルパン取り付け、この後に圧送交換するため抜けた分の新油を充填したら、続きましてようやく圧送交換に工程が移ります。
オイルクーラーラインにアタッチメントを接続し、各ホースをトルコン太郎に接続します。
トルコン太郎はオイルの抜き取りと注入のホースが別設定、
廃油がトランスミッションに戻らない構造になっているため安心です。
そして、圧送交換が終わったら10~30分間ほどトランスミッション内部のATFを循環させて自動的にクリーニングするのでさらに汚れが落ちます。
トルコン太郎には3つのモニターが設置され、各モニターでは各オイルの状態が確認できます。
左 新油モニター →トランスミッションに新たに圧送供給される新油の状態
中 クリーニングモニター→現在のトランスミッション内のオイルの状態
右 廃油モニター→トランスミッションから抜き取られた廃油の状態
まず最初に変化するのは一番奥の廃油モニターです。
ご注目ください。
まずトランスミッション内の廃油を抜取り、それから新油が注入されていきます。
エンジンをかけ、トランスミッションを稼働させながら圧送するので、クーラーライン内の廃CVTFやさきほど見たATオイルパン内部のように内壁にこびりついたスラッジなどが廃油と一緒に圧力で押し流されます。
圧送が進み、新油の供給が増えると奥の廃油モニターの色が次第に変化します
廃油モニターの黒ずみが薄くなってきました。
抜取が終わり、あとは供給が終わったらクリーニングモードでAT内を再びクリーニングします。
1回目の圧送交換のクリーニング後には、どんどんスラッジが出てきてかなり黒ずんだ様子が見えたため、最後に追加で9リットルを圧送交換しました。
画像のクリーナーモニター内のCVTFはまだすこし黒ずんで見えます。
トランスミッションにとってはフルードはキレイであればあるほど良いことなのですが費用面を考えると引き際も考えなければなりません。
今までの数百台の施工経験から、このくらい圧送できれば十分です。
最終油調整には定められた油温での調整が必要です。
圧送交換では交換中にエンジンを稼働させて交換するため、トランスミッション内のフルードの温度もに70~80度まで上上がります。
その高温になった油温を、40~50度まで下げる必要があります。
もちろん油脂ですからなかなか温度が下がりません。
近頃では1日に2~3台圧送交換することも増えてきたので、効率化のためスポットクーラーを導入しました。
そのあとにテスターを使用してトランスミッション油温管理をしながら最終油量調整等の作業を施工しまして、万能添加剤SOD-1Plusを添加。
あとは試乗などの付帯作業を施工します。
この最終調整を怠ると、トランスミッションの不調を招きますのでしっかりと調整&確認。
交換後のテスト走行では、下記の変化を感じることが出来ました。
◎アクセルフィーリングや加速感が改善した!
◎変速タイミングがすごく良くなった
◎施工前に感じていた走り出しのジャダーが出る気配もなくなった
のご感想をいただきました。
変化を感じていただけて一安心です!
ご利用ありがとうございました。
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トルコン太郎圧送交換 ATF・CVT・DSG・DCT・PDKのお問い合わせはお気軽にどうぞ
トルコン太郎圧送交換のご相談は随時受け付け
当店は外注ではなく、自社工場ですべての修理を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、内容により変動)。
そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓
■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?
■日本車の圧送交換ご入庫実績はこちらから
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前述にあります通り、トルコン太郎でのお見積もりは車両の情報をいただければ概算見積が可能です。
【ご連絡いただきたい車両情報】
■車両型式
■車台番号
■原動機の型式(エンジン型式)
■現在の総走行距離
■過去にATF交換歴がある場合はその際の走行距離
■現在気になるショックや不調など(簡単で結構です)
上記情報があれば、トルコン太郎の圧送交換のお見積りは可能です。
逆に、車台番号が不足していると何もお調べできないので、車台番号は必ず輸入車でしたら17桁の英数字を、日本車でしたらハイフン以下の全ての数字をご連絡ください。
関東陸運局認証工場
ワイズガレージ
181-0016 東京都三鷹市深大寺2-19-2
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