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BMW F11 エアサス駐車中に車高が下がる DBA-MT25
社外部品使用修理

 駐車してしばらくするとリアの車高だけさがってしまうご相談

2024年5月20日


リアエアサスのご相談、もうすでに2024年に入ってからかなりの台数ご入庫いただいています。

【ご相談内容】
●BMW 523i (F11) 
●2011年(平成23年)式
●前の晩から車を駐車して、翌朝になるとリアだけ車高が下がっている
エンジンをかけると車高がフロントと同じ高さに戻る


まだ長く乗っていく予定のため、修理をご希望です。


このリアだけ車高が下がる症状、BMWのF11ではよくあるご相談です。

リアサスの劣化によって起こる症状ですが、通常の車検点検などでは前もって不調を確認することが難しい箇所です。
そのため車高が落ちてからエアサスの不調を知ることがほとんどです。

故障といってもエアサスのゴム部分からの空気漏れが原因のため、その該当する部品を交換すると車高が下がる不調は解消されます。

ただ、この上がったり下がったりの状態を長く続けているとコンプレッサーに必要以上の負荷がかかり続かる状態、コンプレッサーも故障寸前の場合もあります。
コンプレッサーも故障した場合、交換は大きなボュームの費用がかかります。
コンプレッサーも同じく社外パーツご用意が可能です。

初度登録から10年経過するころから、この症状が起こり始めます。
(もちろん個体によります。一度も故障しない車両も)
部品はみんな同条件下で働いているため、一か所が不調になれば関連するほかの部品も劣化していると心構えしましょう。

新品エアサスをご用意

左右同時交換が基本です

 こちらがF11の新品エアサス


純正品は高いことと、国内在庫も常時薄く安定供給がむずかしいようでお困りのオーナーさまも多いようです。

ですがご安心ください。
ご用意したのは社外エアサス。
社外品だったら在庫もあり、純正品よりもリーズナブルな価格でご用意可能です。



 リアエアサスを取り外します

さて、エアサスを取り外します。

今は何でもコンピュータ制御。
リフトで車体を上げたら、エアサス交換前にテスターでコンピュータにアクセス、取り外しができるように準備します。



 取り外し

空気が抜けてしまうエアサスを取り外すには、まず内部のエアーを抜かなければなりません。
ブリーダーホースを取り外してエアーを抜きます。
充分にエアーが抜けたらエアサス高さが縮むので、下部のツメを外して上部ロックを外せば素直に抜けて外れます。

 エアサス新旧比較

アウディなどの頑丈なエアサスとはちょっと違って、意外と簡素なつくりのエアサス。

ここにコンプレッサーから送られた空気が充填され、車高を保っています。

言わずもがな、左が新品、右が取り外したもの。

ぱっと見ではどこが劣化しているのかわかりません。
このキノコのようなカバーの下で、一本物もゴム製の筒が折り返されている構造で、折り返し部分が長年の膨張と収縮を重ね劣化しそこから空気が漏れているようです。

 新品エアサスを取り付け

純正品だと片側7万円以上の価格ですが、社外品を使用すると部品代のコストダウンが可能です。

車部品は基本的に左右対称に作られているため、部品もほぼ同い年。
そのためいずれ遠くない将来、同じ症状が発生するからです。
そのため、エアサスが片側だけ不調だったとしても左右同時交換が基本です。
一度に済むことをわざわざ分けて整備せず、一度に施工したほうが結果的に工賃的にもリーズナブルです。

 元の位置に新品エアサスを取り付け

取り付け作業が完了したら、走行中の異音などがないか試走して確認、一晩駐車してエア抜けがないかを確認します。

問題ないことを確認したら、これで作業は完了です。

ご利用ありがとうございました。


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【How to お問い合わせ】

お問い合わせの際は、下記車両データをご連絡いただくとお見積り等がスムーズです。
その際は、下記内容をコピペにてご使用ください。


【ご連絡いただきたい車両情報】
■初年度登録年月
■車両型式
■車台番号 
■不調症状など


上記データで個人bの特定はできませんので、ご安心の上ご連絡ください。





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