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アウディA3 8VCZPF 
DSGオイル圧送交換とハルデックスオイル交換

純正ハルデックスカップリングオイル

オイルにも消費期限あり!

 東京都杉並区よりご来店

■アウディ A3 TFSI quattro
■2018年式(平成30年)
■型式 ABA-8VCZPF
■走行距離 約30000km


予防整備にて
●DSGオイル圧送交換
●各デフオイル交換
●ハルデックスオイル交換
の作業をご依頼いただきました。

なかなか普通の交換も断られがちなDSGオイル。
ですが心配ありません。
ワイズガレージでは圧送交換に必要なATオイルクーラー専用アタッチメントをご用意しています!

画像のオイルは、今回交換する純正ハルデックスオイルです。
G055 175 A2。
この1本で十分足りる容量です。
ボトル裏側に消費期限シールが貼ってありました。

 A3のATオイルクーラーの位置は

こちらのA3では、圧送交換に必要なATオイルクーラーはトランスミッション上部に位置します。

だから、エンジンルーム上部からアクセスする必要があります。
画像撮影を失念しましたが、アウディによくあるタイプのお弁当箱のようなATオイルクーラー。

 こちらがDSGオイルフィルター

DSGオイルを交換する際には、DSGオイルフィルター交換も必須です。
この真っ白なフィルターが、使用後は真っ黒に膨張し表面がケバケバします。

ATオイルクーラーに専用アタッチメントを接続し、トルコン太郎に接続します。
そのちょっと奥に、DSGオイルフィルターがありますが今までのアウディと取り付け位置が異なり、フィルターも専用だったので取り寄せでご用意。

 トルコン太郎接続

ATオイルクーラーに接続したアタッチメントに、トルコン太郎の各ホースを接続します。
トルコン太郎に設置されている3つのドームの役割
左:新油モニター
中:クリーニングモニター
右:廃油モニター


新油モニターは、これからトランスミッションに送り出されるDSGオイルが見えます。
クリーニングモニターには最終的にトランスミッションに充填されているDSGオイルが。
廃油モニターでは、トランスミッションから排出された廃油の状態が見えます。

2ホースですので抜いた廃油はトランスミッションの中には戻らない構造になっています。

純正DSGオイルは高額なため、油量を大量に使用する圧送交換には不向きのため、ふんだんに使用できるように社外DSGオイルを使用しました。

 圧送交換スタート 抜取量1.5 給油量0.0

あっという間に圧送交換が始まったように見えますが、この全段階ではウィンズのATフラッシュ、いわゆるフラッシング剤を添加し、20分ほどエンジン稼働状態でトランスミッション内部をしっかりクリーニングしてあります。

このフラッシングをするのとしないのとでは、汚れ落ちが異なるのでワイズガレージでは圧送交換の際にはお見積もりプランに盛り込んでいます。
いたずらに圧送に使用するオイルが増えるを避けるためにもフラッシング剤は使用をお勧めです。

 抜取量5.2 給油量2.0

 抜取量8.6 給油量5.4

 抜取量13.0 給油量9.8

こちらのA3のトランスミッション容量は6.9リットのため、予防整備で全体で15リットルの油量を予定しています。
圧送と最終的に充填されるDSGオイルに13リットル、規定油温でのオーバーフロー調整のために2リットルを使用。
もう少しで圧送交換完了します。

 圧送交換完了!

圧送交換が完了し、自動的に圧送クリーニングモードに切り替わります。

 クリーニングも完了

新油とほぼ変わらないくらいまで交換完了です。

圧送交換開始直後の油色と比較すると、しっかり交換出来たことが一目瞭然です。

圧送が終わったらそこで試合終了ではありません。
ここからが時間がかかります。

まず、最近のお車のトランスミッションはレベル確認ゲージレス、密閉式が主流です。
そのため、ご存じのようにご自身でトランスミッションオイルの確認が出来なくなっています。
かつてはガソリンスタンドさんでも気軽にできていたATFチェックが出来なくなりました。
エンジンもそのような傾向になりつつあり、エンジンオイルチェックもそのうち気軽に確認できなくなりますね。

その密閉式トランスミッションオイルは気軽に油量調整が出来なったうえにさらにコンピュータ診断機で車両側コンピュータにアクセスしないと油温の確認も出来ません。

そして肝心かなめの油量調整の際には、既定の油温まで下げる必要があります。
圧送交換はエンジンをかけ、トランスミッションを稼働させた状態で交換します。
そのためトランスミッションは60~70度近くまで温度が上がっています。
それを規定温度の35~45度まで下げるのに時間がかかるのです。
いまではスポットクーラーを導入し、時間を圧縮していますがそれでも時間はかかります。
7リットル近く油が入っているトランスミッションの油温がなかなか下がらないのは想像してあまりありますよね。

規定温度まで油温が下がったら、トランスミッション内部に充填されたオイルは温度が下がると体積も減るためそこから規定油量まで新油を注入。そしてご希望で添加剤の追加があれば、そこに添加剤を注入。

と、交換後のあれこれもクリアしましたらこれで圧送交換施工完了です。

そして、つづいては各デフオイル交換とハルデックスオイルの交換です。


デフオイル、ハルデックスオイル交換

 フロント下回りはこんな感じ

こちらのA3では、DSGトランスミッションがフロントデフの役割を共用しているため、設定がありません。

 エンジンオイルパンのうしろに

樹脂製、ハニカム状のオイルパンのすぐ後ろにトランスファーがあります。

 トランスファーオイル交換

トランスファーオイルはタイプにより異なりますが、おおよそ0.6~洗浄とオーバーフローを含めておおよそ1リットル。
純正はG052145ですが、ワコーズの適合ギアオイルで対応します。

フィラーホールが非常に小さく、いつも使用しているフィーダーパイプが使用できなかったため、シリンジで注入。

 下回り後側から

下回り中間地点あたり、マフラーパイプが右によけているあたりにリアデフとハルデックスが位置します。

(マフラーがフロントからリアまで一本ものなのにもヨーロッパの風を感じます)

 こちらです

 デフオイル、ハルデックスオイル交換

作業中の画像がこれしかありません!

ですが、リアデフにも適合のちょっと硬めのオイルを充填、ハルデックスオイルもしっかり交換完了。

以上、これで圧送交換と各ギアオイル交換完了です。


ご利用ありがとうございました。




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自社工場ですべての整備を行います。
見積もりは事前にメールでやり取り、施工は最短ご来店当日完了(車種、整備内容により)


そもそもトランスミッションオイルの圧送交換とは?
こちらのページでご確認ください↓

■まず、トルコン太郎とはなんだろう?からご説明したページです
トルコン太郎圧送交換とは?

■輸入車の圧送交換施工事例ブログへの各リンクページです
輸入車圧送交換リンクページ

■ブログに掲載予定の入庫実績(各情報あり)のページです
トルコン圧送交換 輸入車入庫実績

■アウディ各整備の事例ブログページです
Audiメンテナンス入庫一覧ページ


■アウディトルコン太郎ご入庫一覧(ブログリンクなし)ページです
アウディトルコン太郎入庫一覧ページ2






【お問い合わせの際には】
ヨーロッパ車など輸入車にも圧送交換対応。車種別のアタッチメントをご用意していますが、種類が多岐にわたるため実車を確認しての圧送交換の確認、問診のお時間をいただいています。
その際は下記情報をご連絡ください。車検証に記載があります。


【 車 名・車種 】
【 初 度 登 録 年 月】
【 車 台 番 号 】
【 型 式 】
【型式指定番号・類別区分番号】

・現在の走行距離のご連絡
・過去の交換履歴があればその際の走行距離
・現在のお車の状態や症状など

ご相談、お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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トルコン太郎圧送交換・パーツ持ち込み交換整備ご相談はお気軽に

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